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「僕」「私」―一人称を使う人は、一緒に仕事をするとき用心した方がいいワケ

日本語には、自分のことを示す「一人称」が数多く存在します。「わたし」や「わたくし」、「ぼく」や「おれ」などが一般的ですが、中にはちょっと変わった一人称で自分を表現する方もいますよね。近年女性の一人称で増加しているのが「ウチ」ですが、実はこの一人称には、ちょっと注意した方が良いのかも……!?

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自分を「ウチ」。もともとは方言

自分のことを「ウチ」と表現するのは、もともと方言です。関西地方や東北地方の一部などで、古くから自然に使われてきました。もちろん、こうした地域になじみの深い人が、「ウチ」という一人称を使うのは、極めて自然なこと。

しかし近年、こうした地域以外の人でも、この一人称を使うようになっています。様々なメディアの影響だと言われていますが、実はこんな心理が隠されていることも多いようです。

自立できていない!?

「ウチ」という一人称を使う人は、「自立できていない」ケースが多いと言われています。精神的に誰かに依存していたい気持ちが強く、一緒に仕事をする上で、面倒なことも多くなりそう。何か失敗をしたときにも、自分で責任を取りたがらない……こんな悩み抱える可能性も高いのかもしれません。

よそ者は要らない!

また精神的に自立できていないために、よそ者を排除しようとする気持ちも強い傾向があります。自分のテリトリーを守るために、周囲に攻撃的な一面を見せてしまうよう。誰を「よそ者」だと感じるのかは、その人次第なので、付き合うときには注意をしたほうが良さそうです。

後光効果を最大限利用

心理学で「後光効果」と呼ばれる効果をご存じですか? これは、「対象の顕著な特徴に引きずられて、その他の特徴までゆがんでしまうこと」を言います。「美人が得をする」と言われるのは、まさにこの「後光効果」によるものだと考えられます。

「容姿の美しさ」という顕著な特徴に引きずられて「きっと性格もいい」「仕事もできるはず」と、全く関係のない特徴まで、変化してしまうのです。

自らを「ウチ」と呼ぶ人は、この後光効果の恩恵を最大限求めたがる傾向があると言われています。もしも一緒に仕事をすることになったら、この「後光効果」に惑わされないように、注意したほうが良さそうです。

もちろん、自分を「ウチ」と呼ぶ、すべての人にこうした特徴があてはまるわけではありません。こうした傾向を踏まえて、身近な「ウチ」を観察してみてくださいね。

※この記事は2014年07月26日に公開されたものです

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