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「飯だれ」「こってりらーめん」「とらや」 フランスで人気の意外(!?)な日本グルメ

海外旅行先のマクドナルドのように、知っているお店を知らない土地で見つけると親しみを感じませんか? 日本の飲食業もグローバルに展開しているんですよ! 今回はフランスに進出している、ちょっぴり意外(!?)な日本企業を見ていきましょう。

(c) Paris Tourist Office - Photographer : Jacques Lebar

(c) Paris Tourist Office ? Photographer : Jacques Lebar

■「スシ」のお供に! キッコーマン

まずは有名どころ、キッコーマンのおしょうゆについてです。フランス人が好きな日本産の食品ベスト3は「米・寿司・刺し身」(2013年)。いずれにも欠かせないのがおしょうゆとあって、日本産のチョコレートやお菓子よりも人気です。現地では日本食のほか、ワインも製造しているキッコーマン。なんだか意外ですね!

■「こってりらーめん」のなりたけは独自性で勝負

フランス人の70%近くは国内にあるお店で日本食を食べます。ラーメン屋「なりたけ」は、2011年にパリへ出店。フランスに合わせたアレンジをするのかと思いきや、日本で食べるような「こってり」味を選択。店舗には必ず日本人シェフを配置し、材料の小麦粉やスープの原液は日本から直輸入。顧客はパリ在住の日本人を想定していますが、徐々に現地の人にも味わってもらう方針です。

■パリで和菓子が欲しくなったらどうする?

さて、ビジネスなどでフランスに長期滞在する人もいますよね。そんな人が急に和菓子を食べたくなっても大丈夫。パリに行けばなんと日本の和菓子屋「とらや」があります。オープンは1980年。原料の関係で値段は少し割高ですが、紅茶味のおまんじゅうなんてものもあり飽きません。

■フランスのスーパーでしか買えない日本産の「液体」!?

前述のように、フランスでは日本の「米」が大人気。それに合わせてフランスで発売されたのは吉川商事の「飯だれ」。何かと言うと、ご飯にかけて食べるしょうゆ系の甘口調味料です。それが今フランス人に大ヒット中なんだとか。この「飯だれ」、日本での取り扱いはなくパリの「京子(KIOKO)」というスーパーでのみ販売されているレア商品。見かけたら手に取ってみては!?

フランス進出している企業のほんの一部をご紹介しました。いかがですか? 多少割高なものの、Bioブームもありおいしくて安全な日本産の食品の人気は年々高まっています。これからはフランスにいながらにして、そのままの味の日本食を食べられる機会が増えるかも!?

(ファナティック)

※この記事は2014年07月10日に公開されたものです

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