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一文字で通じるの!? 魅惑の津軽弁「わ=私」「な=あなた」「く=食う」

地方出身者の中には、恥ずかしがってなまりを隠したがる人は少なくありません。その一方で、強いインパクトを与える方言は、うまく使えばアドバンテージにもなりえます。そこで今回は、独特の言い回しが印象的で、一度聞くとクセになる青森の「津軽弁」をいくつか紹介します!

■までーに

「きれいに」「丁寧に」などの意味。たとえば食べ散らかしを注意する場合、「までーに、かねばまねよ」(きれいに食べないとダメよ)のように使います。

■ねっぱる

「くっつく」の意味。標準語の「くっつく」よりも粘着性が高そうな響きがしますよね! 一度披露すれば、面白がって普段の会話で使ってくれる人が続出するかもしれませんよ!

■すっけえ

「すっぱい」の意味。口をすぼめて「すっけぇ~!」などと使いますが、標準語と似ているので比較的聞き取りやすい方言です。

■あずましい

「心地よい」「気持ちがいい」の意味。普段は方言を隠している人が、ほっと気が緩んだときに「ずんぶ(ずいぶん)あずましいな~」なんてポロッと言うだけで、場の雰囲気も和みそう。

■わ

「私」の意味。有名な津軽弁の1つなので、「それ知ってる!」とノッてきてくれる人も多そうです。

■な

「あなた」の意味。津軽には、一文字で意味を持つ方言がいくつもあるのだとか。

「食べる」の意味。「食う」ではなく、あくまで一文字で「く」というのが面白いところです。

■あんこ

「お兄さん」の意味。あんこと聞くと、普通の人は小豆を想像するので、急に「うちのあんこが……」なんて言ったら、確実にツッコまれるでしょうね。

■じぇんこ

「お金」「小銭」の意味。「銭っこ」という言葉がさらになまった結果、こうなったのだとか。なんだか響きが可愛いので、「おい、じぇんこ出せ!」なんて言われても、全然怖くなさそうですね。

わげもの

「若者」の意味。「わけぇもん」も、津軽弁になるとここまでなまります。濁音だらけになるのもこの方言の大きな特徴の一つなので、こうした王道の津軽弁も、案外ウケがいいかもしれません。

数ある方言の中でも、ひときわ異彩を放ち、独特な響きやイントネーションを持つ津軽弁。耳に慣れない外国語のような言葉を「面白い」と感じる人もいるはず。せっかくの素晴らしい「武器」を持っているなら、ここぞというタイミングで繰り出しましょう!

(ファナティック)

※この記事は2014年07月08日に公開されたものです

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