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プロ直伝! 栄養たっぷりのお肉の簡単“常備菜”

今、ひそかな人気の常備菜。作り置きができて日持ちするので、とても便利。まとめて常備菜を作っておけば、朝食、夕食に作る品数が少なくてすむので、調理の時間の短縮ができます。常備菜は、野菜のみを使ってヘルシーに仕上げるものもあれば、お肉を使って腹持ちするボリューム満点に作ることもできます。今回、お肉を使った常備菜を作る上での豆知識とレシピを料理研究家・フードスタイリストでもある細井美波さんに紹介してもらいました。


■お肉を使った常備菜を作るポイント
1.お肉にしっかり火を通す
お肉の中までしっかりと火を通しましょう。焼く場合は、お肉から出てくる油をキッチンペーパーでふき取りながら焼きましょう。煮物の場合は、煮ている間にアクが出るのでアクをこまめにとりましょう。できあがりの味にもかかわってくるので、しっかりアク、余分な油を取り除きます。

2.味付け
常備菜は、冷蔵庫で保存している間に食材から水気が出て味が薄くなる可能性があります。常備菜の味つけは、若干濃いめにするといいでしょう

3.保存方法
できあがった常備菜は空気に触れると傷みやすいので、完全に冷めた状態で密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存しましょう。お肉の常備菜は、時間が経つと表面に白く固まったものが見えますが、それはお肉の油なので気にしなくて大丈夫です。食べる分だけ取り出し、温め直して、いただきましょう。3日ほどで食べきるのが理想です。

4.基本がわかったら実際に一品作ってみましょう。

【ひじきと豚バラのバランス煮物】
<材料>
豚バラ肉 80g(幅1cmに切る)
にんじん 1/3本(細切り)
いんげん 8本(3等分に切る)
芽ひじき 15g(たっぷりの水に20分程浸して戻し、水気をきる)
大豆(缶詰) 80g
サラダ油 小さじ2

合わせ調味料
・だし汁 200cc
・砂糖 大さじ1
・しょうゆ 大さじ1と1/2
・みりん 大さじ1

<作り方>
鍋にサラダ油を中火で熱し、豚肉、にんじん、いんげんを入れてしんなりするまで炒めたら、ひじき、大豆、合わせ調味料を加え、10~15分煮て煮汁を吸わせる。

ポイント:ポイント:煮るときにフタはしません。1~2回全体を混ぜながら煮て、全体に味が染みるようにしましょう。

レシピ提供:細井美波
料理研究家兼フードスタイリスト。料理家のアシスタントやスタイリストの仕事を経験し、 現在は書籍・カタログ・新聞などの媒体を中心に商品ディスプレイの提案、和食・洋食・製菓などのレシピ考案、料理の盛り付けも含めたスタイリストとして活動中。
構成:ひょっとこプロダクション

※この記事は2014年06月04日に公開されたものです

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