話題の100円朝食―立命館大学「100円朝食レシピコンテスト」を開催中

立命館大学びわこ・くさつキャンパスの新入生支援組織「オリター団」は、同大学の新入生を対象に「100円朝食レシピコンテスト」を開催中。

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同大学では、父母教育後援会の支援で2013年12月から「100円朝食」を提供している。「100円朝食」をきっかけに、学生たちの食や健康に対する意識の高まりや生活スタイルの改善が効果として表れた。導入前の朝食利用者数は1日平均230名程度だったが、100円朝食の本格導入以降、特に2014年の4月に入ってからは多い日で1,000名以上の学生・院生が利用し、朝食を摂る生活習慣が根づきつつある。

今回の「100円朝食レシピコンテスト」は、「100円朝食」を通じて朝食を摂ることの効果を実感した同組織が、新入生にも伝えたい、という思いで発案したもの。

安く簡単に作ることができ、栄養も考慮したレシピを広く募り、より多くの学生が食に対する関心を高め、自炊を行うきっかけにすることを目的に企画した。優秀作品に選ばれたレシピはホームページ上で公開するほか、レシピ本の作成も計画する。

この取り組みを通して新入生同士のつながりを強めるために、1回生の各クラス(約40名)で、チームに分かれ予選を行い、クラスから1つだけレシピをエントリーできるルールを採用。100円という条件で設けることで、食材の値段や旬の時期を学ぶなどの社会性を身につける契機にもしたいという。

9月以降には、同大学全キャンパスの全学生を対象としたレシピコンテストも計画している。

(エボル)

※この記事は2014年06月02日に公開されたものです