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全長53cm、約3.7kgのBIG「たい焼き」が話題―千葉県浦安市「ネオバーグ&タイヤキジェット」

カジュアルな雰囲気。店にはダーツもある

東京湾に面し、漁師町として栄えた千葉県浦安は、山本周五郎の小説「青べか物語」の舞台にもなったところ。今はベイエリアとして人気の住宅地だが、かつての漁師たちもびっくりするであろう?鯛?があるという。体長が53cmもある?たい焼き?が評判を呼んでいるのだそうだ。

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そんなすごい獲物があるならば、取材班がほっとくわけはない。地下鉄東西線に乗り、浦安駅を降りて国道6号線を7分ほど歩くと、目当ての店「NEO ネオバーグ&タイヤキジェット」はあった。

家族みんなでお祝いできる鯛を!という思いで開発

同店は、アメリカンスタイルのカフェ&ダーツバーとして人気の店で、手作りハンバーグが評判。しかし今回のお目当ては当然、超特大のたい焼き「寿タイヤキ」(12,000円)だ。

こんなにすごいたい焼きが生まれたのは、「家族みんな揃ってお祝いしてほしい」という社長の願いから。

というのも、社長がある日、尾頭付きの鯛の塩焼きが出てきた祝いの席で、こう思ったことがきっかけだったそう。

「骨が多くて食べられない祖母や子供たちの箸が進まなかったので、もっとみんなで楽しく分け合いながら食べられる祝いの鯛をつくりたい! と思ったんです」

大きなお目出度いたい焼きは、たちまち評判に。その後も、あんこが苦手な人でも楽しめるように、中のあんはクリーム、チョコ、甘栗、カレーなどバリエーションを増やし、味に飽きがこないように4色ミックスも開発、表面の生地をおめでたく紅白にし、希望により「祝」か「寿」の文字が入れられる。

地方配送もしてくれるという。

重さはなんと3.7kg! ふっくらしたお腹がなんともかわいいではないか。

祝いの席に最適な「寿タイヤキ」(12,000円)

冷凍して後日、おしるこに

いざ目の前で見てみれば、確かに大きい。通常のたい焼きのゆうに50個以上あろうか。

食べてみると、生地はもっちりでかなりいい感じ。あんは思いのほか甘すぎない。通常のたい焼きのようには持って食べるわけにはいかないので、皮を切ってはあんを付けながら食べる。

とてもおいしいのだが、やはりひとりで完食することは難しい。するとお店の人が、「残った寿タイヤキは、小さくカットしてラップに包んで冷凍保存するといいですよ」と教えてくれた。それをそのまま自然解凍してもいいし、トースターで軽く焼いても、おいしく食べられるとか。

また、「寿タイヤキしるこ」を作ってもイケると聞いたので、早速、家でチャレンジした。まず、鍋に中身のあんこと水を入れて温め、軽く焼いた皮を加えた後、最後に塩を軽く入れる。すると、皮の芳ばしさともっちり感がたまらない、おしるこが完成したのだ。

目出度い「たい焼き」三昧で、お腹もいっぱいに。なんだかいいことが起こりそうな予感に包まれたのであった。

同店にはほかにも、通常のたい焼きのビッグバージョン「お目出タイヤキジェット」がある。あんのバリエーションは、あんこ、クリーム、チョコ、甘栗、カレー、2色ミックス、4色ミックスなど。

生地は、サクサクふわふわ。パンケーキのような食感だ。こちらも機会があればお試しあれ。

普通サイズのたい焼き「タイヤキジェット」は店内で食べることも可能

≪NEO ネオバーグ&タイヤキジェット≫
住所 千葉県浦安市当代島3-4-55
・寿タイヤキ:店頭受け取りまたは地方配送可。紅白の敷紙付き、化粧箱入り(注文は配送希望日の3日前までに。文字変更は+3,000円、送料別)
・浦安お目出タイヤキジェット:5,555円~(注文は受取希望日の3日前までに。店頭受け取りのみ。配達は応相談)
http://www.neo-dining.com/

(OFFICE-SANGA 平野凛)

※この記事は2014年06月01日に公開されたものです

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