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「神田川」のような“三畳一間の同棲生活”って、今でもあり? なし?

1970年代初頭に大活躍した日本を代表するフォークグループ、かぐや姫。彼らの代表曲である「神田川」では、当時の同棲カップルの象徴的なシーンが歌われています。その中には、歌の主人公たちが「三畳一間の小さな下宿」にて暮らしているとの表現も。では、そんな三畳一間での同棲について、現代の人たちはどのように感じるのでしょうか? そこで今回は男女500人を対象に、神田川的同棲生活を受け入れられるかどうかを調査しました。


■いくら好きでも、現代人には辛すぎる……。

Q.大好きな人とであれば「三畳一間で同棲生活」をするのはアリですか?

はい……:27.4%
いいえ……:72.6%

Q.同棲生活をする際、家賃が高くなっても一人ひとりの部屋は必要ですか?

はい……:62.8%
いいえ……:37.2%

やはり現代の住宅事情から考えても、三畳一間で2人暮らしというのは、なかなか受け入れるのが難しい様子。三畳という面積もさることながら、一部屋での共同生活も問題のようです。

■プライベートな時間 VS 同棲を選んだ意味

では、自分だけの部屋が必要な人と、必ずしも必要ではない人、それぞれの考えをチェックしてみましょう。

【必要派の意見】
・お互いのプライベートはある方が、お互いを大事に出来ると思う。(32歳/男性/機械・精密機器)
・喧嘩をしたり一人になりたいときもあると思うので。(33歳/女性/金属・鉄鋼・化学)
・アニメグッズを置く部屋が欲しい。(25歳/女性/学校・教育関連)
・一人の時間を作れないと必ず疲れるときが来るから。(31歳/男性/小売店)
・毛の処理とかみられたくないから。(30歳/女性/機械・精密機器)

【不必要派の意見】
・相手が部屋に閉じこもったらさびしい。(27歳/女性/ホテル・旅行・アミューズメント)
・一人の部屋がほしいのなら同棲しないほうがいい。(男性/47歳/アパレル・繊維)
・3畳程で狭すぎるのは問題だが、せめて6畳以上あれば、二人でいかに工夫できるかを試すべき。(28歳/女性/情報・IT)
・お互い仕事をしているのだろうから、四六時中そばにいるわけではないので。(33歳/女性/その他)
・貧乏だから。(28歳/男性/情報・IT)

双方の意見を比べると、必要派の人は、プライベートな時間の大切さや、共同生活での摩擦についてを考えている様子。一方、不必要派は同棲していることの根本的な意味を考えている人が多いことが分かりました。

■恋人だけれど、これは絶対に譲れない!

もし自分の部屋があったとしても、これまで別々に暮らしていた2人が一つ屋根の下で生活を送るとなると、ささいな事柄が大問題に発展することも。それを避けるために、みなさんならどんなルールを作りますか?

Q.同棲した時の、“これだけは譲れない”家でのルールを教えてください。

・少しの汚れも見逃さないような生活を押し付けないで欲しい。(34歳/男性/無職)
・電気のつけっぱなし、水の流しっぱなしは正直許せない。(31歳/女性/不動産)
・金銭の管理はお互いきちんとする。(33歳/女性/医薬品・化粧品)
・ゴキブリが出たら、必ず退治してくれること(22歳/女性/専門サービス)
・トイレは立ってしたい!(37歳/男性/通信)
・一日何時間かは自分の時間がほしい。(28歳/男性/自動車関連)

実は「特にない」という意見もチラホラとありましたが、こうして見てみると、ゆずれないポイントは本当に人それぞれ。そう考えると、結婚する前に相手のライフスタイルに触れておくのは、思いのほか重要なのかも。しかし「神田川」の頃に比べると、2人が暮らす部屋の面積と比例して、相手に求めるものも大きくなっているのかも知れませんね。

【アンケート対象】
調査時期:2014年5月9日~5月11日
調査対象:マイナビニュース会員
調査対象数:500人
調査方法: 回答者限定ログイン式アンケート

※この記事は2014年05月30日に公開されたものです

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