ドイツとバームクーヘンと日本との意外なつながり

バームクーヘンはドイツのお菓子で、日本で作られるようになったのは最近だと思っていませんか?バームクーヘンと日本には深いつながりがあるのです
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バームクーヘンは15世紀頃からドイツで作られるようになったといわれています。何重もの層が木の年輪のように見えるため、ドイツ語でtree cakeという意味のバームクーヘンという名前がついたそうです。
そんなバームクーヘンの専門店がアメリカのコロラド州にオープンし話題となっています。しかしこのお店のオープンには日本が深く関わっているそうなのです。
まだ第一次世界大戦中、ドイツの支配下にあった中国でケーキ職人として働いていたドイツ人が、日本に連れてこられました。その後日本にとどまったそのケーキ職人は横浜で店を出し、バームクーヘンを日本で大流行させました。
そのドイツ人職人の名はカール・ユーハイム、そう有名なユーハイムの創立者なのです。
そして今、その美味しさに目を付けたのが、今回コロラドにお店をオープンさせたヘザー・アルコットさんでした。
バームクーヘンを売る店がまだほとんどないアメリカで、バームケーキという名でバームクーヘンを売り始めたアルコットさんは、アメリカでも必ず人気に火がつくと信じています。
A Sponge Cake?s Long, Strange Trip: Germany To Denver, Via Japan
http://www.npr.org/blogs/thesalt/2014/05/15/312177390/a-sponge-cakes-long-strange-trip-germany-to-japan-to-denver
※この記事は2014年05月26日に公開されたものです