お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

2015年、月面着陸が生中継で見られる!

Google Lunar X Prizeという月面着陸を競うコンテストが、サイエンス・チャンネルやディスカバリー・チャンネルで生中継されることになりました。テレビで月面着陸を生放送で見られるめったにないチャンスです。

【土星の第2衛星エンケラドゥスに“水”。地球外生命体の存在を強く感じるとNASAが発表。】

このコンテストでは、最初にロボットを月面に着陸させ、500メートル以上移動し、ビデオや画像、データを地球に送ったチームに、賞金3000万ドル(約30億円)が贈られます。現在世界中から18チームが参加、日本からも1チーム参戦しています。

X Prizeはエンジニアで企業家のピーター・ディアマンディス氏により1995年に創設された財団で、過去にもさまざまなコンテストを行っています。今回のコンテストでは、技術的躍進とともに未来の科学者、エンジニア、宇宙飛行士を触発する目的があるそう。

X Prizeのロバート・K・ワイス氏は「世界人口の半分以上は今まで月面からの生中継を体験する機会がなかったが、ディスカバリー・チャンネルやサイエンス・チャンネルの協力により、次の世代にアポロ号着陸のときのような一大イベントを体感させることができる」と語っています。

参加チームは2015年12月31日までに目標を達成しなければなりません。つまり来年には月面着陸を生中継で見られるはず!

ディスカバリー・チャンネルグループの副社長アイリーン・オニール氏は「勝者のロボットが月面に着陸したら、世界中に衝撃が走ることでしょう」と話しています。

大人でも楽しみですが、子供たちは一層わくわくするに違いありません。来年は宇宙飛行士がなりたい職業ナンバーワンになるかも?

参考:Private Moon Race Will Be Televised, Aims for 2015 Lunar Landing
https://uk.news.yahoo.com/private-moon-race-televised-aims-2015-lunar-landing-213148872.html

※この記事は2014年04月21日に公開されたものです

SHARE