「すき家」、職場環境改善に向けた施策を発表

株式会社ゼンショーが展開する、牛丼チェーン「すき家」では、現在、全国167店舗で営業を一時休止して「パワーアップ工事」を実施中。
【外食頻度は月平均6.29回 昼食によく行く飲食店ジャンルは麺類、ファーストフード】
店舗改装の一環である今回の「パワーアップ工事」は、従業員の負担を軽減するための厨房能力の強化と客席の快適化を目指すものであり、工事が終了次第、4月末より順次開店予定とのこと。
この一時閉店に加え、厨房機器などの施設の不具合や人手不足による従業員の採用難により、同社では2月から4月にかけて最大123店舗(4月12日時点)にて、一時休業や時間帯休業(1日のうちで1時間でも休業した店舗は計上)の措置を講じてきた。
また、経済合理性を深慮したうえで、それ以外の124店舗においても、夜22時から朝9時までの深夜・早朝営業が休止中となっている(4月17日現在)。
同社では、2月から3月にかけ、人手不足に加え、現状以上の手間を要する新商品の導入に伴い「すき家」従業員の負担増が深刻化したことを重く受け止め、「すき家」の地域分社化による、より風通しの良い店舗経営体制の確立や、外部の有識者による第三者委員会を設置するなど、店舗の労働環境改善を目指していくという。
なお、同件の進歩状況は逐次ホームページ等を通じて公開されるとのこと。
※この記事は2014年04月17日に公開されたものです