自分の置かれている状況を冷静に判断するには?「イライラしている感情を認める」

仕事をしていて、または日常生活のワンシーンの中で、ついイライラしてしてしまったことがあるという方は多いのではないでしょうか。仕事のミスや上司の命令といった、ささいなことでストレスを感じ、冷静な判断をすることができないなんてこともあります。
【「自分の感情に勝つため」のシンプルすぎる心理学テク!「深呼吸しながら10数える」】
ピンチなときほど自分の置かれている状況をしっかり判断したいものです。
感情をコントロールできない理由
人が感情のコントロールができない理由として、
・今感じている気分が、自分の得たい気分に変えることができない。
・自分の得たい気分に変えようと行動に移せば、感情のコントロールできることを知っているが、否定的な感情にとらわれるため、行動できない。
といったものがあります。
コントロールすると、どう良くなっていくか
感情をコントロールできるということは、自分の人生をコントロールすることにつながります。自分の感情と上手につきあいながら、楽しく幸せな人生を送ることができるようになります。
感情をコントロールする方法
1.深呼吸をする
感情をコントロールできないときは、衝動的にマイナスな行動をとってしまう場合もあります。それを防ぐためには、時間をあける必要があり、その方法が「深呼吸をする」ということになります。
2.自分の感情にOKを出す
感情をコントロールしたいのに、自分の感情OKを出すということは、自分の気持ちを抑えつけないということです。イライラしている感情を認め、共感してあげるということが感情のコントロールへつながります。
3.長期的に考えてみる
すべきことではないことを、してしまいやすい状態になっています。そういったときこそ深呼吸をし、長期的に考えてみることで、衝動的に行動することから遠ざかることができます。
ほとんどの人は否定的な感情にとらわれてしまうと、感情のコントロールができなくなり、行動ができなくなってしまいます。深呼吸をして一度落ち着き、長期的に考えてみると、感情のほとぼりもずいぶん冷めてくるものです。
その後に冷静な行動を選べるよう、過去の否定的な感情に引きずられるのは避けたいものです。
※この記事は2014年04月12日に公開されたものです