ホテルから新聞が消えちゃう―大手ホテルがデジタルに移行

近い将来、ホテルのロビーで新聞を広げている人の姿は見られなくなり、代わりにタブレットやスマホを片手に持っている人ばかりになるかも知れません。
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大手高級ホテルグループのシャングリ・ラ(Shangri-La Hotels and Resorts)が、3月29日より紙の新聞の代わりにデジタルの新聞提供サービスを開始すると発表しました。
当グループでは年間2百万もの新聞を提供しており、紙を廃止することででエコフレンドリーなサービスとなると同時に、インターナショナルなゲストの要求にもくまなく応えられるとしています。
シャングリ・ラは、デジタル新聞・雑誌配信サービスの「プレスリーダー(PressReader)」と提携。宿泊客は100カ国6ヶ国語に対応する2,000以上のローカルから国際紙と雑誌の閲覧が可能となります。
ゲストは自分のコンピューターやタブレット、スマホを通してホテル内のWi-Fiを経由でPressReader.comへログイン、またはPressReader のアプリをダウンロードし、好きな国、言語のメディアへアクセスできます。
もちろん、ロビーだけでなく、ホテルの部屋でもこのサービス利用が可能です。しかし、要求があればプリントバージョンの主要国際紙の提供も続けられるということ。
海外のどこのホテルでも日本の新聞を手軽に読める日が来る日も近いかもしれませんね。
Shangri-La Hotels and Resorts to be First Global Hotel Brand to Offer PressReader Service Group-Wide
http://finance.yahoo.com/news/shangri-la-hotels-resorts-first-070000456.htm
※この記事は2014年04月06日に公開されたものです