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職場の人とけんかしてしまったときの対処法―上司、部下、同僚のタイプ別に

職場での意思疎通がうまく行かず、気がつけばいつの間にか相手とマジげんか! 同僚ならまだしも、上司とやりあっちゃった、なんてときは見る目もあてられません。こうなると、会社の仕事内容にも影響が出てしまい、業務にも支障が出てしまいます。

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こんな状況になってしまう前に、もし、職場でけんかをしてしまった場合は、早めに対処をするようにしましょう。

上司とけんかした場合

上司と部下がけんかをしてしまった場合、どういって理由があるにしても、上司の言い分が全てになります。会社の人事として、上司が選ばれ、その立場に置かれているため、部下は上司の言うことを聞かなくてはなりません。

基本的に上司は会社の方針を部下に伝えているので、それに対し、部下が気に入らないというのであれば、会社方針にケチをつけていることになり、結果としては会社そのものに文句をつけていることになってしまいます。

また、上司そのものに文句をつける部下の場合、自分と合わない人に対して牙をむけると捉えられてしまうため、結果的に本人の人格を疑われることになってしまいます。

もし上司とけんかをしてしまった場合、こういった背景を理解したうえで、すぐに謝罪をするようにしましょう。そのうえで、おだやかな口調で自分の意見を伝えてみるようにしましょう。

部下とけんかした場合

部下と上司がけんかをした場合、一方的に上司が部下をいいくるめてしまうと、部下はそれ以上、成長してしまわなくなる恐れがあります。あまり上から目線で高圧的にいいくるめてしまうと、部下は自由に発言をすることを恐れてしまいます。

もちろん、部下の言うとおりに全てやらせるのが正解でもありません。

上司の場合、立場上、全てに賛同することもできませんが、全てを否定するのも避けましょう。会社の立場と部下の立場の両方が理解できるのが上司の立場であり、どちらも納得ができるよう、間に立つことも上司の役目になります。

部下とけんかした場合は、高圧的にならず、まずは部下の言い分をしっかり聞いてあげること、その上で部下の言い分が会社の方針とは異なっているようであれば、自分なりの考えを部下に伝えるようにしましょう。部下がその先、仕事で伸び悩んでしまわないよう、その前向きな姿勢はそのままに、どんどん意見を言ってくれるようフォローをしておきましょう。

同僚とけんかした場合

同僚とけんかした場合は、上司や部下と異なり、同じ立場のため、なかなか簡単にはけんかが収まらないこともあります。常に言い合いをしているような間柄の場合、仲直りの法則もできあがっていると思われますが、そうでない場合は、少しやっかいかも知れません。

お互いが同じ経験値を持っているため、けんかの収め方も知っているはずですが、同僚という立場上、どちらが先に謝るかということに、双方が意固地になってしまいそうです。

こういった場合、負けるが勝ちという言葉のとおり、先に謝ってしまう方が楽になってしまうことあります。自分が悪くないからと意地を張り続けるより、原因はどちらであっても、先に謝罪をすることによって、話をするきっかけを持つことができます。

そのうえで冷静に話し合いをするようにしましょう。

お互いの意見が変わることはないかも知れませんが、ムキにならずに、一つの意見として受け入れるようにしましょう。

職場でけんかを起こしてしまった場合、一番やってはいけない行為は、なかったことにして相手を避けることです。けんか自体をうやむやにしてしまい、腹の内を真っ黒にしていると、どうしても相手の足を引っ張りたい考えが生まれてしまうものです。

職場で円滑に人間関係を保つには、けんかをしてしまったとしても、すぐに話し合いを行い、お互いが気持ち良く仕事をできるように持って行かなくてはなりません。また、けんかをすることによって、自分たちだけでなく、周囲の方にまで不穏な空気が流れるため、仕事をしづらい状況を作り出してしまうということを忘れないようにしましょう。

※この記事は2014年03月31日に公開されたものです

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