シニアに広がる“ひとり旅ツアー” 魅力は「好きな時間に好きなところへ」
クラブツーリズム株式会社は、旅行好きの50~60代のシニア世代男女400名を対象に、「旅行とシニアライフに関する意識調査」を実施した。
【海外ひとり旅経験者は53.4%、行って良かった国のトップは「台湾」】
同調査において、近年登場した全員が1人で参加するツアー“ひとり旅ツアー”があることを知っているか聞いたところ、約半数(46.3%)が「知っている」と回答した。
実際のひとり旅ツアー経験者は5.5%にとどまっているが、参加者の95.4%が「また参加したい」、未参加の人も47.6%が「参加してみたい」と回答するなど、ひとり旅ツアーに対する強い興味関心がうかがえる結果となった。
次に、ひとり旅ツアー参加経験者、もしくは、参加してみたい人に、ひとり旅ツアーの参加意向の理由を聞いたところ、1位「好きな日時で行けた、行けそう」(56.7%)、2位「行ってみたい場所に行けた、行けそう」「自分が見たい観光ポイントが見られた、見られそう」(同率51.7%)となり、友人などとの予定調整や旅行先の調整をするより、自分1人で旅行を楽しむといったアクティブなシニア像が明らかになった。
また、今年の4月には消費税が増税されるが、それに伴って節約したくないものの順位を質問すると、1位「旅行」(72.3%)となり、旅行好きのアクティブシニアは、たとえ増税になっても旅行にかけるお金は節約しないという強い旅行に対するこだわりが見られた。
最後に、自身に対する現在の状況を聞いたところ、「毎日が充実している」(88.5%)、「年齢の割に元気」(80.6%)と、アクティブでポジティブな日々を送るっている人が多数を占めた。
自分が何歳くらいに見られるかについては、回答者平均年齢58.86歳に対し、マイナス6.31歳、平均52.55歳に見られるという結果となった。
ポジティブな日々の秘訣を聞いたところ、1位「国内旅行」(71.8%) 、2位「海外旅行」(33.3%)と旅行が上位となった。3位には「仕事」(20.8%)がランクイン。プライベートの旅行や仕事など、さまざまなことに積極的に取り組むシニアのアクティブな姿が想像できる。
※この記事は2014年02月07日に公開されたものです