スパイダーマンを噛んだクモも演技してた!映画で虫たちに演技させる専門家

映画を見ている時にあるシーンを見て、「これどうやって撮影しているんだろう」と不思議に思ったことはありませんか。
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朝の澄んだ空気の中を清々しく飛んで行くチョウチョ。
子どもが追いかける方向へちゃんと逃げて行くアリ。
人間をまるで計ったかのように刺すハチ。
これらの「虫」が出てくるシーンはコンピューターグラフィックスを利用していることもありますが、実際の虫に演技させて撮影していることも多いそうですよ。
例えば、有名な映画では「スパイダーマン」の主人公、ピーター・パーカーがクモに首の後ろを噛まれるシーン。
実はこのクモは本物で、演技の訓練を受けて映画の撮影に臨んだそうなのです。
その影には映画のために虫を訓練する専門家、スティーブ・ケッチャーさんがいました。
69歳という高齢にも関わらず、ハリウッドで1976年から虫の訓練をしては100以上の映画に出演させているとのことです。
彼の虫訓練の秘密を知りたくて、多くの人が彼にインタビューを試みているのですが、肝心のコツはいつも教えてもらえずにいるそう。彼は唯一無二の虫訓練士なのです。
そんな彼がちらっとばらした虫訓練の秘訣は、「虫の習性をちょっといじるだけさ」とのこと。
例えば、風や熱、光や触感などで習性に影響を与えることによって、思い通りに虫を訓練して動かすことが可能になるのです。
大ヒット映画の影にスティーブさんの虫訓練があることを思うと、いつも何となく見ているシーンもつい熱をこめて見つめてしまいそうになりますね。
Meet steven Kutcher- The guy who gets insects to act on camera
http://www.odditycentral.com/news/meet-steven-kutcher-the-guy-who-gets-insects-to-act-on-camera.html
※この記事は2014年02月04日に公開されたものです