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「椅子に座る」が楽に感じる方法―「椅子の後ろ足に雑誌を置く」

椅子に座っていると、いつの間にか背スジがまるまっていることに気が付く、という人もいるのではないでしょうか。立っている姿勢を基準にすると、座っている姿勢では、腰へ負荷も増えて、座り姿勢をキープするにも疲れやすい状態になります。

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それは、背骨の土台である骨盤の角度が、椅子に座ることで変化するためです。

そこで、椅子の座面を傾けることで、座った時に生じる骨盤の傾きを減らす方法をご紹介しましょう。この方法をとると、座り姿勢がぐっと楽になり、頭を支える首の筋肉の負荷も減り、肩凝りも楽に感じるのです

キャスター付きではないタイプの椅子を用意します。

椅子の後ろ脚の下に(4本脚なら後ろ2本の脚の2か所)厚さ2~3cmほどの板や不要な雑誌などを置いてみましょう。

角度がついた座面の椅子に腰をかけてみましょう。

★安定性が必要なので、不安定にならない素材のものを置いてください。

座ってみるとおそらく、座面を傾ける前よりも長く姿勢をシャキっと保つことができると思います。椅子の座面を傾けることで、座った時に生じる骨盤の傾きを減らすことができたからです。もし、職場でもこの座面の角度をつくることができる人は。

1時間毎に15分ほど椅子の後ろを高くして作業をしてみるなど、同じ姿勢をつくらない目的で、取り入れても良いでしょう。

※同じ姿勢を続ける際、最低でも1時間に1回は姿勢を変えたり、休憩をとったりすることが理想的です。しかし、肩コリが気になるという人は、15~20分ほどで姿勢を変えると悪化防止になります。

著者プロフィール

檜垣 暁子(ひがき あきこ)。オールアバウト 肩こり・腰痛ガイド http://allabout.co.jp/gm/gp/51/ カイロプラクティック理学士・日本カイロプラクターズ協会(JAC)正会員。現在は、横浜市に治療室を開院し、日々、肩こりや腰痛を始めとする不調を訴える患者さんの診療に当たっている。

※この記事は2014年01月26日に公開されたものです

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