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愛知県名古屋市―深い味わいが楽しめる「洋菓子ボンボン」本店へ潜入

「洋菓子ボンボン」本店外観

昭和24年創業の老舗的洋菓子店が名古屋東区にある「洋菓子ボンボン」本店。古くて懐かしい、そして華やかな昭和時代を思わせるお店です。ここのダントツ人気商品が「マロン」という名のプチガトー。そのお味を賞味するべく、「洋菓子ボンボン」本店へお邪魔してきました。

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アメリカのドライブ・インのような、かわいい看板が目印

昭和24年から変わらない、ゆったりとした時間が流れている「洋菓子ボンボン」本店。駐車スペースにある看板は、なんとなくアメリカのドライブ・インを連想させるかわいい雰囲気です。

なんとも昭和チックでおもしろいです。昔から変わっていないというトリコロールの看板もありました。

喫茶店内は赤いソファと、温かみのあるオレンジの明かりが印象の、なんともクラシカルな雰囲気。時代を感じさせる内装に居心地の良さを感じます。時間がたつのを忘れてしまいそう。

「洋菓子ボンボン」本店店内

びっくり!リーズナブルな「洋菓子ボンボン」のプチガトー

「洋菓子ボンボン」のプチガトーの特徴は、そのおいしさにもありますが、なんといってもお値段の安さが驚きです。例えばプチガトーで1番人気な「マロン」は240円。その他、2番人気の「ボンボン生ロール」は240円、3番目に人気の「サバラン」は240円と、200円代のケーキが続々。

喫茶店メニューでは、自家製あんを使用した名古屋名物「アントースト」も350円で提供されています。

この値段帯ならたくさんのケーキが味わえそうですが、あまり欲張らず、1番人気のプチガトー「マロン」、そしてボンボンオリジナルブレンド・コーヒー(300円)を頼んでみました。

ボンボンが探し当てた「こだわり生クリーム」が美味! プチガトー「マロン」

プチガトーで1番人気な「マロン」は240円

「マロン」という名前から、モンブランを連想する方もいるかもしれませんが、モンブランと「マロン」はまた別物。「マロン」はフワフワと真っ白なクリームの上に、マロンがちょこんと乗っている、とてもシンプルなプチガトーです。

「マロン」をいただいて、まず卵と生クリームの奥深い味わいに感動。口の中をやさしい甘さが、ゆっくりと満たしてゆきます。素朴な中にも、素材そのものの深い味わいがあり、奥行きが感じられます。

「洋菓子ボンボン」のプチガトーは、創業当時の昭和24年から全く味を変えていないのだとか。特にボンボンがこだわっているのがプチガトーに使われる「生クリーム」。この生クリームはボンボンが独自に探し回り、やっと見つけたという唯一無二の生クリームです。

確かに決して甘くないのに、深い味わいのある不思議なクリームです。

またコーヒーに入れるフレッシュも、コーヒーの味を引き立ててくれるすてきな味。コーヒーの風味をこんな風に、うまく引き出してくれるフレッシュもあるんだと、ちょっと驚きでした。

ボンボンのロゴであるクマは、なんと小学校時代のオーナーの落書きがきっかけ

焼き菓子 「くまちゃんサブレ」(110円)

ちなみにボンボンのロゴになっているクマは、小学校時代のオーナーの奥様の落書きが採用されたのだとか。このクマちゃんロゴは、今やボンボンの顔となっており、焼き菓子や店内備品など、あちこちに使われています。

そんなクマちゃんロゴが入った焼き菓子「こぐま」(130円)はかわいいパッケージながら、実は中身がカステラだという珍しい商品。洋菓子風にココア風味に仕上げてあるものや、アールグレイ風味など、珍しいカステラが味わえます。

「くまちゃんサブレ」(110円)には、サブレにいろんなメッセージが書かれていて、見ていて楽しい一品。オーダーでオリジナル・メッセージ(10枚以上から可。1枚130円)を入れてもらうこともでき、ギフトや引き出物として人気があります。

こだわりの材料で、いつでもできたてのケーキをお手頃な値段で味わえる、希少な洋菓子店「ボンボン」。名古屋にお越しの際は、ぜひ一度訪れてみてください。

<お店のご案内>
「洋菓子ボンボン」本店
住所:愛知県名古屋市東区泉2-1-22
営業時間:8:00~21:00
定休日:年中無休
http://www.cake-bonbon.com/

※この記事は2014年01月24日に公開されたものです

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