将来は持ち家or賃貸? 親との同居はアリ? 新成人の住居観・人生観を調査
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社では、2013年12月に生活・住宅に関するアンケート調査を実施した。調査対象は、2014年に新成人となる男女206人と、20歳の子供を持つ親世代(45歳~59歳)の男女312名。調査地域は全国で、調査手法はインターネット調査だった。
新成人に将来の住居についてたずねると、「将来は自分の家が欲しい」と回答した人が79.6%を占めた。所有する住居については、「一戸建てがいい」が76.2%、「マンションがいい」が20.4%で、一戸建てを希望する人が多かった。また、「中古物件を買って(もしくは借りて)、自分好みの空間にリフォームしたい」という希望を持つ人が、25.2%だった。
また、新成人に将来住みたい場所について質問したところ、「できるだけ早く実家を出たい(もしくは、すでに出た)」が45.6%、「地元よりも大きな都会に出たい」が34.0%、「地元に住みたい」が32.0%、「海外に移住したい」が15.0%という結果だった。
さらに新成人、親世代それぞれに、同居・介護・結婚などについて聞いてみると、「将来同居したい」と回答した人は、新成人で11.7%、親世代で11.5%だった。その一方で、「同居は考えていないが近くに住みたい/住んでもらいたい」という回答は、新成人で41.7%、親世代で45.8%だった。また、介護については、「親が介護が必要になったら自分で面倒を見たい」と答えた新成人が31.1%だったのに対して、「子供に面倒を見てもらいたい」と答えた親世代は9.3%にとどまった。
※この記事は2014年01月08日に公開されたものです