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「紀伊國屋じんぶん大賞2013 読者とえらぶ人文書ベスト30」発表・フェアを開催

紀伊國屋書店は、「紀伊國屋じんぶん大賞2013―読者と選ぶ人文書ベスト30」を発表し、それにともない2月10日より全国の主要店舗にて同フェアを開催する。

今年で4回目を迎えた同賞は、読者と共に優れた書籍を紹介し、魅力ある『書店空間』を作っていきたい」――との思いから立ち上げられた。一般読者のからのアンケート回答に、 各出版社、紀伊國屋書店社員による推薦を加味し事務局にて集計し、ベスト30を選定している。

フェアでは各店舗でランクインした書籍を展開するほか、関連イベントとして「キノベス2014」「紀伊國屋じんぶん大賞2013」表彰式&トークイベントを、2月26日に紀伊國屋サザンシアター(紀伊國屋書店新宿南店7階)にて開催予定。

詳細は未定。

「紀伊國屋じんぶん大賞2013――読者と選ぶ人文書ベスト30」

【大賞】 『動きすぎてはいけない――ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』(千葉雅也、河出書房新社)
【2位】 『来るべき民主主義――小平市都道329号線と近代政治哲学の諸問題』(國分功一郎、幻冬舎新書)
【3位】 『永続敗戦論――戦後日本の核心(atプラス叢書04)』(白井聡、太田出版)
【4位】 『なめらかな社会とその敵――PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』(鈴木健、勁草書房)
【5位】 『1995年』(速水健朗、ちくま新書)
【6位】 『復興文化論――日本的創造の系譜』(福嶋亮大、青土社)
【7位】 『〈脱成長〉は、世界を変えられるか?――贈与・幸福・自律の新たな社会へ』(セルジュ・ラトゥーシュ、作品社)
【8位】 『謎の独立国家ソマリランド――そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』(高野秀行、本の雑誌社)
【9位】 『血盟団事件』(中島岳志、文藝春秋)
【10位】 『摘便とお花見――看護の語りの現象学』(村上靖彦、医学書院)
【11位】 『誰も戦争を教えてくれなかった』(古市憲寿、講談社)
【12位】 『社会契約論――ホッブズ、ヒューム、ルソー、ロールズ』(重田園江、ちくま新書)
【13位】 『ニンファ・モデルナ――包まれて落ちたものについて』(ジョルジュ・ディディ=ユベルマン、平凡社)
【14位】 『マルクス 資本論の思考』(熊野純彦、せりか書房)
【15位】 『思想地図β vol.4-2――福島第一原発観光地化計画』(東浩紀編集、ゲンロン)
【16位】 『努力する人間になってはいけない――学校と仕事と社会の新人論』(芦田宏直、ロゼッタスト-ン)
【17位】 『日本の起源(atプラス叢書05)』(東島誠・與那覇潤、太田出版)
【18位】 『ドゥル-ズの哲学原理』(國分功一郎、岩波書店)
【19位】 『カール・シュミット入門講義』(仲正昌樹、作品社)
【20位】 『保守とは何か』(福田恆存、文春学藝ライブラリー)
【21位】 『「誤読」の哲学――ドゥルーズ、フーコーから中世哲学へ』(山内志朗、青土社)
【22位】 『経済成長がすべてか?――デモクラシーが人文学を必要とする理由』(マーサ・C.ヌスバウム、岩波書店)
【23位】 『時代の未明から来たるべきものへ――間章著作集1』(間章、月曜社)
【24位】 『自発的隷従論』(エティエンヌ・ド・ラ・ボエシ、ちくま学芸文庫)
【25位】 『永山則夫――封印された鑑定記録』(堀川惠子、岩波書店)
【26位】 『池田晶子 不滅の哲学』(若松英輔、トランスビュー)
【27位】 『ミシェル・セール――普遍学からアクター・ネットワークまで』(清水高志、白水社)
【28位】 『炭素文明論――「元素の王者」が歴史を動かす』(佐藤健太郎、新潮選書)
【29位】 『「AV女優」の社会学――なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(鈴木涼美、青土社)
【30位】 『社会的なもののために』(市野川容孝・宇城輝人編、ナカニシヤ出版)

※この記事は2013年12月28日に公開されたものです

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