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企画書が相手に伝わる方法―目理方結の法則

ビジネスを成功させるには、まず企画書を通さなくてはお話になりませんよね。でも、どういう風に作ればいいのか分からない。どうすれば、分かりやすく説得力のある企画書を作ることができるのでしょうか?

【絶対迷わなくなる!企画書が必ずうまくまとまる8つの流れ】

目理方結の法則

目理方結(もくりほうけつ)は、「目的」「理由」「方法」「結論」の4つを組み合わせて作られた言葉です。誰かを説得するときには、「自分はどうしたいのか」「その理由は何か」「実現させるためにはどうすればいいのか」「実行した場合どうなるのか」について具体的に説明しなくてはなりません。

企画書とは、それらのことを相手に伝えるための手段なのです。だからといって、自分の言いたいことをダラダラと長く書けばいいというわけではありません。まとまりのない文章は、読む人を疲れさせ、肝心な部分は伝わらないという最悪の結果につながってしまうので、企画書を作成するときにはできるだけ言いたいことを簡潔にまとめるようにしましょう。

できれば、一枚の紙に収まるようにできるとベストです。

企画書が出来上がっていざ提出という段階になったら、内容についてきちんと説明できるよう準備をしておきましょう。突っ込んだ質問をされる度にしどろもどろになっているようでは、いくら企画書の出来がよくても「この案を採用して本当に大丈夫か?

」と思われてしまいます。あらかじめ、質問されるであろう項目について答える練習をしておくとあがらずに済むし、落ち着いてスムーズに答えることができ、相手に安心感を与えます。もし本当は自信がなくても、なるべく堂々と振る舞うようにしてくださいね。

書き出しに注意する

企画書でもなんでもそうですが、文章というのは読み手に「おもしろい」「もっと読みたい」と興味を抱かせなくては感動を与えることができません。そのためには、読み始めの文章を工夫して、「おっ?」と思わせる必要があります。

冒頭でガツンとインパクトを与え、その後の文章に思わず興味をそそられるような書き方を工夫しましょう。例えば、シニア向けの電話機を開発したいのなら、「機械に強いお年寄りが増えている」と書いて「なぜだ?」と思わせ「なぜなら、孫とコミュニケーションをとるためには機械を扱えなければ話にならないからだ」「だけどできるだけ操作はシンプルなほうがよい」というように誘導していくといいでしょう。

※この記事は2013年12月27日に公開されたものです

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