声を出さなくても、相手に「聞いている」サインを出すことが出来るの?―うなずきながら聞き入れる

シーンとしていて声を出すのもはばかられるようなときってありますよね。だけど、一生懸命話してくれている人に「ちゃんと聞いていますよ」と伝えたい。そんなときは、どうすればいいのでしょうか?
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勝手に声が出せないシーンとは
講演会や学校の授業など、一人の人が話をしているのをその他大勢がじっと聞いているという場合には、挙手をして指名されない限り、勝手に声を出して発言するわけにはいきません。だけど、話している人に「あなたの話をちゃんと聞いていますよ」と伝える必要があるのもまた、このような場合なのです。
話している人は、一対大勢ですから、自分の話がちゃんと伝わっているかどうかを常に気にしています。では、どのようにすればサインを出すことができるのでしょうか?
うなずきながら聞き入れるとよい
声は出せなくても、うなずくことはできます。話している人も、周りを見渡したときこちらをじっと見て「うん、うん」とうなずいてくれている人がいれば「あんなに熱心に聞いてくれている。がんばろう」とうれしくなりますよね。
逆に、無表情で聞いているのかいないのかも分からないような聞き手ばかりでは「自分の話はそんなにつまらないのだろうか」と不安になってしまうでしょう。「聞いていますよ」のサインは、大切なマナーでもあるんですね。
特に学校の授業では、先生は生徒がちゃんと授業の内容を理解しているかを気にしているので、サインを送れば判断しやすくなります。
表情も工夫する
できれば、ただうなずくだけではなく、しっかりと相手の目を見て「なんておもしろい話なんだろう。もっと聞きたい」というような興味津津の顔をすると、もっと気持ちが伝わりやすくなります。期待されれば「よし、もっとやってやろう」と思うもので、話している人も話に弾みがついて楽しくなってきます。
すると、全体に熱気が伝わって聞き手の集中力も増し、その集まりは大成功となるのです。白けた集まりは時間と手間のムダ。どうせ話を聞くなら、実りのあるものにしたいですよね。
※この記事は2013年12月25日に公開されたものです