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アメリカでクリスマスにやたら放映される7本の映画『素晴らしき哉、人生!』『三十四丁目の奇蹟』

クリスマスシーズンになると、アメリカでやたらテレビ放映される映画があります。朝から晩まで一日中クリスマス映画を流していたりするのです(笑)。日本人はあまり知らない、ヘビロテ・クリスマス映画をご紹介しましょう。

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『素晴らしき哉、人生!』

フランク・キャプラ監督による1946年製作の映画です。アメリカ人は全員知っているであろう作品で、クリスマスになるとテレビでヘビーローテーションされます。この映画が放映されると「ああ年末だな」と感じるそうです(笑)。

「自分なんか生まれてこなければよかった」と悲観して自殺しようとする主人公の前に、天使が現れて……というお話です。人生の意味について考えさせられる作品で、未見の人はぜひご覧ください。

『三十四丁目の奇蹟』

こちらも1947年製作とずいぶん古い作品ですが、アメリカではクリスマスの定番中の定番となっていて、テレビでしつこく放映されます。「信じること」「クリスマスの意味」を描いた作品です。

マンハッタンの34丁目にある百貨店・メイシーズを舞台として映画は始まります。クリスマス商戦用にサンタの扮装(ふんそう)をした老人が登場し、その人をめぐって一悶着が……というお話。

『クリスマス・ストーリー』

日本では未公開ですが、アメリカ人なら誰でも知っていて、とても愛されているクリスマス映画です(1983年製作)。劇的なことは何も起こらないのですが、9歳のラルフィーくんを主人公に、その一家がクリスマスをどう過ごすかがほのぼのと、ユーモアたっぷりに描かれます。

映画評論家の町山智浩さんが、この日本未公開の映画について詳しく解説されています。とても面白いのでぜひ聞いてみてください!

⇒町山智浩さんの『クリスマス・ストーリー』解説があるページ
http://enterjam.com/?eid=133

『スヌーピーのメリークリスマス』

スヌーピー、チャーリー・ブラウンなど、おなじみピーナッツの仲間のクリスマス物語です。1965年に製作されたアニメーションなのですが、アメリカではクリスマスになるとテレビで繰り返し放映されます。

『ルドルフ 赤鼻のトナカイ』

1964年に製作された人形アニメーション。クリスマスの定番プログラムとして放映され、アメリカでは50年近くも愛されている作品です。なんと製作には日本人スタッフも参加しているのです!

1977年には続編アニメ映画『赤鼻のトナカイ ルドルフ物語』が日米合作で製作されています。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』

ティム・バートン製作のディズニー映画。1993年に公開され全世界的に大ヒットしました。伝統的な人形アニメの手法とデジタル技術を融合した手法で製作されています。ティム・バートンらしい独特のキャラクター、ストーリーは世界中に多くのファンを生みました。

「ハロウィン・タウン」の異形の住人たちが、その意味を理解しないままクリスマスを作り出そうとするお話です。さて、彼らのクリスマスはどうなるのでしょうか……!?

『グレムリン』

日本ではもう忘れかけられている映画かもしれません。ジョー・ダンテ監督による1984年公開の映画です。世界的に大ヒットしましたが、続編がさんざんな出来だったのでシリーズは2作目でストップ。でも、クリスマスが舞台の映画としてアメリカでは今でもよく知られています。

ビリーは、クリスマスに不思議な動物「モグワイ」をペットとして贈られます。モグワイを飼育するには3つの約束を守らなければなりませんでした。でも、それが破られ、町を巻き込む大騒動に発展し……というお話です。

まとめ

この他にも『ホーム・アローン』『ダイ・ハード』シリーズ、『バットマン リターンズ』などなど、クリスマスを舞台にした映画は季節の風物詩のようにテレビ放映されるのであります。

(高橋モータース@dcp)

※この記事は2013年12月22日に公開されたものです

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