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あなたの印象を最悪から最高にする褒め方―「あなたはここが良くない。でも、ここは素晴らしいね」

人に不快な印象を与えるよりも、好印象を与えたい! それは、好印象であるほうが何かとお得だから、ですよね。しかし、時には「不快に思われることが分かっていても、言わなければならないこと」もあるものです。社会人必見! 不快な印象から好印象へと変えるための裏ワザを紹介します。

【第一印象をアップさせるテク】

指摘や注意、

どんな立場の人であれ、言いづらい指摘や注意をしなくてはならないことは、あるでしょう。「どのように伝えれば、相手に不快な印象を与えずに、話すことが出来るのか……」と、頭を悩ませた経験がある方も多いのでは?

しかし、これはなかなか難しい命題です。「相手からの印象」だけを気にしていると、伝えたい内容がゆがんでしまう可能性もあるのです。

どうしても言わなくてはならないことは、きちんと伝えましょう。その結果、相手から不快な印象を持たれてしまったとしても、大丈夫! その後、印象を挽回するための簡単なコツを実践すれば、OKです。

相手を褒めよう!

挽回するためのコツは、非常に簡単。注意や指摘だけでなく、相手への「褒め言葉」を一緒に伝えれば良いのです。褒められて、悪い気を持つ人はいません。「悪印象」よりも「好印象」を強く印象付けるために、ぜひセットで活用しましょう。

タイミングは?

「相手を不快にさせる言葉」よりも「相手に好感を持たれる言葉」の印象を強くするためには、それぞれの言葉を伝える順番が重要です。まずは、ズバッと相手の駄目なところを指摘してしまいましょう。そして、最後に褒め言葉を添えるのが、印象を変えるためのコツ。

「あなたは、ここは良いんだけど、ここが……」と言うのではなく、「あなたはここが良くない。でも、ここは素晴らしいね」と伝えるだけで、印象は大きく変わるのです。

これは心理学で「残存効果」と呼ばれるもの。会った時の言葉よりも、去り際の言葉の方が、頭の中に強く残ると言われています。脳が一度に記憶できる感情は一つだけ。最後に、プラスの感情を残すことで、全体の印象までもをプラスへと変化させることができるのです。

ずっと褒めるより効果的!?

実はこの方法は、「最初から最後までずっと褒める」よりも効果的! 自分のことをずっと褒め続ける相手……なんとなくうさんくさいですよね。「この人、本心から言ってくれているのかな?」と、疑う気持ちも芽生えてしまうでしょう。

相手のことをちゃんと見ていれば、注意点が目に付くのも当たり前のこと。きちんと伝えることは、人間関係構築のためにも大切なことなのです。

順番にだけ注意して、臆することなく、相手への注意点も伝えましょう。褒め言葉もお忘れなく。この裏ワザを活用して、「言いたいことを言いながらも、嫌われない人」を目指してみては?

※この記事は2013年12月21日に公開されたものです

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