相手を安心させる結びのテクニックとは?「最後に自分の立場と考えを明確にする」
「会話術」の習得に悩んでいる入社したてのOLが多いようです。会話で重要なのは最後の締め方です。いくら良い話をしていても、ラストの印象が悪いために気まずくなることが意外に多いのです。それでは、うまい「締めのトーク」について、以下に解説してみましょう。
【彼を思いやるつもりが侮辱する言葉2つ「今までつきあった彼氏の中で、あなたが最高」「お財布、大丈夫?」】
安心感を与える締め方
トークの締め方にはいくつかありますが、相手に良い印象を与えるには、仮にマイナス要素の多い話題であっても、未来に希望が持てるようなトークで締めくくることが大切です。「マイナスはあるけども、こういう解決案があるので心配ない」という風に話を持っていくことが重要でしょう。
そのためには、事前にいくつかの事案を用意しておきましょう。そして、それらの要点を簡潔にまとめておいて、歯切れよく話していけば、同じ内容の話でも、受ける印象はかなり変わってきます。得意先との交渉事の際には、この方法を覚えておくと効果的で、上司の評価もぐんと上がることでしょう。
自分の立場と考えも明確にする
社内でのプレゼンや、合コンなど、複数の前で自己主張をする際にも、トークの最後が大事なキーポイントとなります。事業の提案や行楽の企画などについては、事案のメリットを中心に話すことになりますが、最後に、自分がなぜこの案が良いと思っているのか、自己アピールを交えて話すと、かなり効果的です。
最後に、自分の決意を述べて終わることで、提案事項がより引き立つことになるわけです。自分に好感を抱かせることができれば、提案も同様に好まれる結果となることが多いものです。
自己反省をきちんと述べる謙虚さ
社内での会議にせよ、友人たちとの会話にせよ、最初の提案があれば、結果についての反省もあります。おいしいことばかりを羅列しても、かえって不信感を相手に与えてしまうことが少なくありません。そういう時には、自分の体験による失敗談もきちんと話しておきましょう。
自身の反省の弁を最後に入れることで、聞く人々の信用度が高まる場合もあるのです。この話法は、むしろ恋愛関係において有効かもしれません。別れ際に、きちんとへりくだって自分の反省点を告げる女性には、ほとんどの男性が好感を抱くことでしょう。謙虚さは、女性の最大の武器でもあります。
※この記事は2013年12月18日に公開されたものです