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相手を不快にさせない愚痴の言い方―「今日は愚痴るぞ!」と宣言してしまう

愚痴を聞くのは疲れるものです。逆に、愚痴を聞いてもらう側は話し終わるとスッキリしていますよね。「愚痴のゴミ箱」という言い方がありますが、まさしく、愚痴を聞くというのはゴミ箱になってストレスを受け止めることなのです。

【仕事の愚痴を彼に言う?】

「今日は愚痴るぞ!」と宣言してしまう

会社で嫌なことがあって、誰かに聞いてもらわなきゃとてもじゃないけど眠れそうにない。こんなとき、快く飲みに付き合ってくれる人の存在はありがたいですよね。仲のいい同期と時々会社帰りに飲みに行き、憂さ晴らしをしているという人も多いのではないでしょうか?

とはいえ、いくら仲のいい相手でも愚痴を聞いてもらって当たり前というわけではありません。相手には、貴重な自分の時間を割いてあなたの愚痴に付き合わなくてはいけない義務などないのです。

それでもどうしても今日は愚痴を聞いてもらいたいというのなら、あらかじめ「今日はとことん愚痴るぞ。それでもいいか?」と事前に宣言してしまいましょう。こうして了解をとった上でならば、多少の愚痴は受け止めてくれるもの。ただし、相手が疲れてしまわないよう、ほどほどにとどめましょう。

相手の愚痴は自分が受け止めてあげる

円滑な人間関係を築くためには、どちらか一方だけが依存していてはいけません。はじめはうまくいっていても、そのような関係は寄りかかられるほうが耐えられなくなり、いずれ破綻してしまいます。

人と人との付き合いは常にお互いさまが理想です。自分も愚痴を聞いてもらったのなら、相手が何か不満を抱えていそうなときには「どうした? 俺でよければ話を聞くぞ!」と声をかけてあげましょう。相手からこうして声をかけてもらえば、人に甘えることが苦手な人でも素直に寄りかかることができるものです。

そしてまた、自分が苦しいときには相手に助けてもらうことができ、お互いを支えあういい関係をつくることができるのです。的確なアドバイスなど必要ではありません。ただ黙って話を聞いてくれた、それだけで人はまた元気を取り戻すことができるのです。

※この記事は2013年12月18日に公開されたものです

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