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冬のボーナスは増える?減ってる?「平均:対昨年45,017円」「自動車業界が1位:915,818円」

「アベノミクスで景気は良くなっている」なんていわれます。でも、庶民がそれを実感するには、やはり自分の懐具合が良くならないと……ですよね。というわけで、今年の冬の賞与について調べてみました。

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自動車業界はいい感じです!

一般社団法人 日本経済団体連合会が調査した結果をご紹介します。

平均金額(76社)は、822,121円。

2012年年末の妥結額は777,104円でしたので、昨年と比較するとプラス45,017円で、プラス5.79%となっています。

●……原則として東証一部上場、従業員500人以上、主要21業種大手240社に調査した結果です。また加重平均の値であることに注意してください。

2013年年末賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)

冬の賞与の金額の多い順に業種を並び替えてみました。

・第1位 自動車(8社) 915,818円 (13.02%)
・第2位 機械金属(2社) 860,755円 (-0.76%)
・第3位 造船(9社) 804,119円 (-1.25%)
・第4位 食品(5社) 775,768円 (3.12%)
・第5位 電機(7社) 767,761円 (-0.37%)
・第6位 ゴム(4社) 764,121円 (2.44%)
・第7位 化学(14社) 743,855円 (-4.43%)
・第8位 セメント(5社) 712,049円 (7.14%)
・第9位 非鉄・金属(10社) 708,749円 (0.83%)
・第10位 紙・パルプ(6社) 626,875円 (-5.42%)

()内は、対前年妥結額と比べた増減比です。自動車業界は13.02%もプラスですからとても景気が良いようですね。

製造業(70社)の平均金額は834,051円。

対前年比5.99%のプラスです。

非製造業(6社)の平均金額は641,081円。

対前年比0.27%のプラスです。

製造業と非製造業を比較すると、製造業の方が景気が良いようです。

⇒一般社団法人 日本経済団体連合会のデータ
http://www.keidanren.or.jp/policy/index09a.html

民間企業と公務員の比較

上記の経団連のデータは東証一部上場企業を対象にしていますから、やはり「ピン」の企業のデータになります。でも日本には中小企業の方が多いですから、上記の水準でもらえる人は少数派でしょう。

そこで、次に「みずほ総合研究所」が発表している予測データをご紹介しましょう。

民間企業の、2013年の1人当たりの賞与額は368,929円。

対前年比0.9%のプラスです。

●……「民間企業とは従業員規模5人以上ベース。1人当たり賞与額とは、賞与支給事業所の全常用労働者1人当たり平均賞与支給額」と定義されています。

公務員の、2013年の1人当たりの賞与額は697,642円。

対前年比0.8%のマイナスです。

●……「公務員は、林野事業など現業を除くベース」となっています。

まとめ

いかがだったでしょうか。公務員の皆さんは減っていてお気の毒でありますが、民間企業はプラス傾向にあるようです。あなたは、冬の賞与はいくらぐらいになりそうですか?

⇒みずほ総合研究所のデータ
http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/insight/

(高橋モータース@dcp)

※この記事は2013年12月06日に公開されたものです

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