間違いやすい言葉づかい「どちらにいたしますか?」

「いたす」は「する」の謙譲語なので、相手の行動には使えません。「どちらになさいますか」と言い換えましょう。同様に、「お申し付けください」「~様はおられますか」も、相手の行動に対して謙譲語を用いているので不適当です。
【目上の人へのNGな言葉使いマナー「おやりになりますか?はNG」「上司を褒めるのはNG」】
「○○は本日お休みをいただいております」の場合、身内に対して「お」をつける必要はありません。また、「いただく」は「もらう」の謙譲語であり、自社をへりくだった表現になってしまいます。社外の人に使用するのは不自然なので、「休みをとっております」でかまいません。
(OFFICE-SANGA)
※この記事は2013年12月04日に公開されたものです