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体を温める注目食材「くるみ」を使ったワザありレシピ!?

☆揚げない☆ほくほくかぼちゃコロッケ

 

こんにちは! 国際中医薬膳師の清水えりです。

11月に入ってそろそろ体も冬に向けて備えをしたい時期です。今年の冬はかなり寒くなりそうな予感がしますね!

薬膳では冬には「腎」を養生するのが大切と言っています。今回はこの「腎」の働きを助ける食材、「くるみ」を使ったヘルシーなコロッケを紹介します。

βカロテンやビタミンEなど美肌にいい栄養たっぷりのかぼちゃに、日本の発酵食品、味噌で味つけたほっこりほくほくのコロッケ。からいりしたパン粉をまぶしてオーブントースターで焼くので、カロリーも控え目です。さらに、女性に嬉しい「血」を増やす効果のあるレーズンも加えて、美容に健康にいいことづくめの一品になっています。

「腎」が弱ると白髪が増えたり、肌がかさかさに!?

さて、中医学や薬膳で言う「腎」とは腎臓のことではなく、エネルギーの元となる精気を貯えている臓腑。ホルモン分泌や免疫の調節、体を温める作用を司るなど、大切な機能を持っています。

老化とも関連があり、「腎」が弱ると白髪が増えたり、肌がかさかさになったり、足腰が弱る、病気になりやすくなるなどの症状が出てきます。くるみはこの腎のエネルギーを補い、アンチエイジングにいい食材。

体を温めて便秘の解消にもよいといううれしい効果もあります。

栄養成分的にもオレイン酸など良質の脂肪酸を豊富に含み、糖質をエネルギーに変えるビタミンB1も豊富なので、甘いものが好きな方のダイエットにもオススメです。

これから寒くなる冬に備えて、「腎」をケアしてアンチエイジングにもなって、しかも、とってもおいしいかぼちゃコロッケをどうぞ!

材料(2人分)調理時間30分

かぼちゃ 200g
玉ねぎ 1/4個
くるみ 15g
レーズン 20g
味噌 小さじ1
豆乳または牛乳 大さじ1~2
*シナモン 少々
*ナツメグ 少々
塩 少々
パン粉 1/2カップくらい
小麦粉と水を同量で溶いたもの 適宜

作り方

      1. 玉ねぎはみじん切りにしてレンジで1分加熱します。かぼちゃもレンジで蒸して柔らかくし、マッシュします。
      2. かぼちゃが熱いうちに味噌、玉ねぎ、*のスパイスを混ぜて、ほくほくしてきたら豆乳を加えて、丸められるくらいの固さに調節します。
      3. 味を見て、薄ければ塩で調え、レーズンとくるみも加えます。
      4. パン粉はフライパンでから煎りし、ほんのりきつね色になるくらいにします。
      5. かぼちゃ種をピンポン玉くらいに丸め、小麦粉の衣をくぐらせてパン粉をまぶし、オーブンシートを敷いた天板かホイルに並べます。
      6. オーブントースターか200度のオーブンでかりっとするまで7~8分焼きます。
      7. お好みでソースやバルサミコとマスタード、ソースを混ぜたものを添えてどうぞ!

 

*中医薬膳師 清水えり(fanifani)*


普段から野菜中心で季節に合わせたヘルシーなごはんを心がけています。薬膳の勉強中で、一人ひとりに合わせた、おいしくてきれいになるメニューを提案するお仕事をするのが夢。中医薬膳師、家庭薬膳アドバイザーでもあり、普通に買える食材で、おうち薬膳レシピも提案していきます。

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※この記事は2013年11月15日に公開されたものです

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