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【女性編】恋人に出されても食べるには勇気がいる全国の珍味ランキング1~3位は虫系

ちょっと隣の県に出かけただけでも、食文化の違いを感じることがありますよね。おいしい郷土料理との出会いは旅の醍醐味ですが、珍味となると話は別。「ホントにそれ、食べるの!?」と疑いたくなるようなものもあります。

【虫が世界を救う!国際連合が昆虫で食糧問題解決を提案】

そこで、読者の女性389名に、恋人に出されても食べるには勇気がいる全国の珍味について聞きました。

Q.恋人に出されても食べるには勇気がいる全国の珍味を教えてください(複数回答)
1位 ザザムシ 62.7%
2位 はちのこ 48.8%
3位 イナゴの佃煮 41.9%
4位 くさや 28.8%
5位 鮒寿司 23.4%

ザザムシ

・「虫を食べることには、かなり抵抗がある」(34歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「幼虫は見るのも苦手」(23歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「虫を食卓に出す恋人ならいらない」(30歳/アパレル・繊維/事務系専門職)

はちのこ

・「祖父の家で出されたが、食べられなかった」(45歳/その他)
・「お金をもらっても絶対口にできない」(27歳/電機/技術職)
・「お店で売っていたのを見てビックリした」(23歳/その他)

イナゴの佃煮

・「おいしいとよく耳にするが、ビジュアルが……」(24歳/不動産/事務系専門職)
・「生きていたときの姿を想像してしまう」(26歳/その他/秘書・アシスタント職)
・「母の妊娠中、栄養があるからと父が捕獲してきたらしい。母は断固拒否したとか」(27歳/その他)

くさや

・「においに耐えられない」(35歳/その他/事務系専門職)

・「あのにおいを嗅ぐと気持ち悪くなる」(25歳/医療・福祉/専門職)
・「においがずっと残りそう」(27歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

鮒寿司

・「地元だが、絶対に食べたくない」(29歳/その他)
・「においがきつそう」(28歳/生保・損保/専門職)
・「まずいと聞いたことがある」(56歳/その他)

番外編:チャレンジしてもダメなものはダメ

・豆腐よう(島豆腐の発酵食品)「大抵のものは平気だが、これだけは苦手」(32歳/不動産/事務系専門職)
・カラスミ(ボラなどの卵巣)「生臭くて食べられなかった」(23歳/ソフトウェア/秘書・アシスタント職)
・酒盗(カツオの内臓の塩辛)「ノンベエだと思われるので」(32歳/金融・証券/事務系専門職)

●総評
堂々の1位は「ザザムシ」でした。62.7%と2位以下を大きく引き離しての圧勝です。名前に“ムシ”って入っちゃってますからね。清流で獲れるカワゲラやトビケラなどの幼虫を佃煮や揚げ物にして食べるそうで、長野県伊那市などの伝統食です。

2位には「はちのこ」がランクイン。クロスズメバチなどの幼虫を甘露煮や佃煮にして食べます。ほかにも炊き込みご飯にしたり、そうめんにトッピングしたりとバリエーションは豊富。山間部(愛知県、岐阜県、長野県など)において、昔は貴重なタンパク源だったといわれても……。

3位は「イナゴの佃煮」。良質なタンパク質やカルシウムがとれるとあって、全国的に食されてきました。戦中・戦後といった食糧難の時代には、日本人を飢えから救ったと聞きます。とはいえ、ビジュアル的に食が進まないという人も多いでしょう。

トップ3は昆虫系が独占しました。触るだけでも躊躇するのに、口に入れるなんて絶対無理! しかし、ザザムシ、はちのこ、イナゴを盛った三色丼なんてものもあるそうですから、好きな人にとっては堪らないのかも。

4位「くさや」(伊豆諸島特産の干物)、5位「鮒寿司」(滋賀県の名産品)と、こちらは“くさい”系が入ってきました。地元で食べ慣れてないと、やはり厳しいようです。
(文・OFFICE-SANGA 丸田十五)

調査時期:2013年8月24日~2013年8月31日
調査対象:読者
調査数:女性389名
調査方法:インターネットログイン式アンケート

※この記事は2013年11月12日に公開されたものです

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