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小学生が喜ぶ給食メニュー1位は「カレー」 母親がもう一度食べたい給食メニューは?

子どもが喜ぶ学校給食のメニュー

パルシステム生活協同組合連合会は、小学生の子どもを持つ30~49歳の母親1,000名を対象に、「学校給食に関する調査2013」を実施し、結果を発表した。

同調査において、子どもが喜ぶ給食メニューを聞いたところ、1位は「カレーライス」(75.1%)となり、カレーライスは小学生の4人に3人が好きな給食メニューであることがわかった。2位には「鶏のから揚げ」(69.0%)、3位には「ハンバーグ」(62.0%)が入った。

子どもの学年区分別にみると、1位「カレ―ライス」は、特に低学年で人気が高く、79.3%と8割近くになった。また、エリアによって好みが分かれるメニューもみられ、「冷凍みかん」は中国・四国地方(61.1%)、「揚げパン」は関東地方(60.9%)、「ソフト麺」は東海地方(47.5%)や北陸・甲信越地方(37.0%)がそれぞれ他のエリアより高くなった。

一方、母親たちは当時、どのようなメニューが好きだったのか、自分がもう一度食べたいと思う給食メニューを聞いたところ、最も多かったのは「揚げパン」(23.0%)。次いで、「ソフト麺」(15.2%)、「カレーライス」(9.1%)、「くじら料理」(8.9%)が続いた。

自分がもう一度食べたいと思う学校給食のメニュー

年代別にみると、「くじら料理」をもう一度食べたいとしたのは30代よりも40代で高く、30代の5.0%に対し、40代ではその2倍以上の12.8%となった。また、エリア別にみると、「くじら料理」が人気だったのは、近畿地方(19.9%)と中国・四国地方(20.8%)で、それぞれのエリアの1位となった。

また、自分の子どもが通う小学校では、好き嫌いで給食を残す生徒に対し、どのような指導が行われているか聞いたところ、「少しずつでも食べられるように促す」が最も多く52.8%、「嫌いなものは無理に食べさせない」は14.6%。一方、「残さず食べるように促す」は21.1%、「ペナルティを課す(黒板掃除や宿題が増えるなど)」は0.2%だった。

給食の食べ残しに対する指導

母親自身が子どもの頃に受けていた指導についても聞いたところ、「残さず食べるように促す」が最も多く7割(72.7%)を超えたのに対し、「少しずつでも食べられるように促す」は11.1%、「嫌いなものは無理に食べさせない」は4.4%にとどまった。さらに、「ペナルティを課す(黒板掃除や宿題が増えるなど)」は6.3%で、わずかながらも「嫌いなものは無理に食べさせない」(4.4%)を上回った。

母親が子どもの頃は、主として“食べ残しをさせない”指導が行われていたようだが、いまどきの小学校では、“少しずつでも食べられるように”促す指導が主流のようだ。

※この記事は2013年10月18日に公開されたものです

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