ラジオを週1回以上聞く人は3割。「興味なし」「ネットのほうが面白い」多数
自主アンケート・調査結果のレポートサイト「リサーチバンク」は、10代から60代の全国男女1,200人を対象に、ラジオを聴く頻度、ラジオを聴かない理由、どんなときに聴くのかなどを聞いた「ラジオに関する調査」を発表した。調査期間は9月13日~18日。
●ラジオを全く聞かない人が3割にのぼる
ラジオを聴く頻度をたずねたところ、「全く聴かない」が33.6%、「めったに聴かない」が24.7%にのぼった。「週に1回以上聴く」(「ほぼ毎日聞く(13.5%)」と「週に数回聞く(16.3%)」の合計)と回答した人は3割程度で、全体的に女性より男性のほうがラジオを聞く頻度が高いことがわかる。
また、1年前と比較して、ラジオを聴く頻度に変化があるかたずねたところ、58.9%が「変わらない」と回答。「聞くようになった」という回答を男女別にみると、男性は15.4%(「よく聞くようになった(6.2%)」と「やや聞くようになった(9.2%)」の合計)、女性は9.7%(「よく聞くようになった(2.7%)」と「やや聞くようになった(7.0%)」の合計)と、若干ではあるものの男性のほうがラジオをよく聞くようになったと回答している。
●ラジオを聴く時間は「運転中」。一方、機器を持っていないという人も
ラジオを「全く聴かない」と回答した人に対し、聴かない理由をたずねたところ、51.4%もの人が「ラジオに興味がないから」と回答。次いで、「インターネットの方が面白いから(31.0%)」、「テレビの方が面白いから(20.3%)」と、ほかのメディアの方が面白いという理由が上位にあがっている。そのほか、「ラジオを聴ける機器を持っていないから」、「興味のある番組がないから」という回答も各2割程度みられた。
一方、ラジオを聴く人に対して、どんな時に聴くのかたずねたところ、「車の運転中に」が49.7%にのぼりダントツの1位。次いで、「自宅でくつろいでいるとき(23.1%)」、「仕事や勉強、家事をしているとき(16.4%)」、「自身や台風などの緊急時に(12.8%)」、「通勤や通学などの移動中に(12.7%)」となっている。
ラジオを聴く人に対して、ラジオを聴く機器についてたずねたところ、「カーラジオ(54.1%)」、「コンポ・ラジカセ(26.6%)」が多かったほか、「携帯ラジオ(16.7%)」、「パソコン(14.9%)」、「アプリ(radikoなど)(9.2%)」と続いた。
※この記事は2013年09月29日に公開されたものです