iPhoneの魅力、iPhoneユーザが選ぶ1位は「デザイン」 iPhone 5sの購入意向は24%
アップル社は、「iPhone 5s」「iPhone 5c」を9月20日から発売することを発表。日本では、従来のソフトバンク、auに加えて、新たに、NTTドコモからも販売されることが正式に発表され、国内主要キャリア3社がそろってiPhoneを販売することになった。
【ドコモを辞めた人の66%、次にiPhoneを選択していた】
これを受け、株式会社マクロミルは、全国の15~69歳の消費者2000人を対象に、「iPhoneの魅力に関する調査」を実施した。
同調査において、改めて、iPhoneの魅力とは何かを知るため、「あなたがイメージするiPhoneの魅力」を複数回答で質問した。iPhoneユーザでは、1位「デザイン」(61%)。続いて、「アプリの豊富さ」(57%)、「ブランドや世界観」「直感的でわかりやすい操作性」(53%)という結果になった。
一方、Androidユーザでは、「アプリの豊富さ」(39.4%)、「デザイン」(38.2%)、「ブランドや世界観」(38.4%)が上位にあがった。iPhoneユーザとAndroidユーザで魅力での大きなギャップが見られたのは、「直感的でわかりやすい操作性」「タッチパネルの反応感度」など、実際に使用しないと分からないポイントが目立った。
キャリア3社それぞれのiPhoneに対して、今後、期待することを「購入・利用料金の安さ」「つながりやすさ」「会社独自のサービス」「特にない・わからない」の四択に絞って聞いたところ、3社への期待はすべて「購入・利用料金の安さ」が最も高く、いずれも40%前後にのぼった。
新たに、iPhoneの取り扱いを開始するドコモに対しては、「購入・利用料金の安さ」が他の2社よりも若干高くなっている。また、ドコモへのiPhoneユーザの期待では、「会社独自のサービス」(18%)が、他の2社よりも2~6ポイント高かった。
また、Androidユーザに対して、Androidを使っている理由を質問した。全体の1位は「iPhoneにはない機能(ワンセグ、オサイフ、赤外線通信、防水など)」(41%)、2位は「契約している携帯電話会社にiPhoneがなかった」(38%)、3位は「画面の大きさ」(28%)の順となった。利用キャリア別に見ると、ドコモでは「契約している携帯電話会社にiPhoneがなかった」が突出し、58%にのぼっている。Android端末の共通した特徴である「自由度の高さ」や、「googleとの機能連携が便利」については20%前後にとどまった。
iPhone 5の後継機となるiPhone 5sと、廉価版のiPhone 5c、それぞれの購入意向を尋ねた。iPhone 5sについては、全体の24%が購入意向を示しており、中でも特に、現iPhoneユーザの購入意向が4割弱と非常に高くなっている。
キャリア別に見ると、特に購入意向が高いのはソフトバンクのiPhoneユーザであることがわかった。一方、Androidユーザやガラケーユーザでは2割前後にとどまった。今回、特に動向が注目されるドコモの利用者では、Androidユーザの29%、ガラケーユーザの24%が購入意向を示している。なお、廉価版のiPhone 5cについては、全体の13%が購入意向を示している。
そのほかにも、携帯電話ユーザ全体に、もし新型iPhoneを購入するとしたら、それぞれ何色を選ぶかを聞いてみたところ、iPhone 5sは、1位「シルバー」(43%)、2位「ゴールド」(29%)、3位「スペースグレイ」(28%)という結果になった。一方、カラーバリエーションが大きな特徴の1つでもあるiPhone 5cでは、1位「ホワイト」(41%)、2位「ブルー」(20%)、3位「ピンク」(17%)、4位「グリーン」(14%)、5位「イエロー」(8%)の順となった。
※この記事は2013年09月13日に公開されたものです