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自転車で不快に思う行為は「猛スピード」「2台以上で並進」「携帯電話」

あなたは自転車を持っていますか?

ライフメディアの自主調査サイト「リサーチバンク」は、10代から60代の男女を対象に、自転車の利用や交通ルールの認知、不快な自転車の行為などについて聞いた「自転車に関する調査」を実施した。調査期間は8月30日~9月4日。

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●自転車の保有率は全体の7割。週1回以上乗る人が6割にのぼる

自転車を持っているか聞いたところ、全体の48.6%が「自分専用の自転車を持っている」と回答している。「家族兼用の自転車を持っている(20.3%)」を含めると7割の人が自転車を保有しており、「持っていないが欲しい」という人も11%いることが分かった。

また、自転車を持っている人に対し、どのくらいの頻度で乗っているか聞いたところ、3割の人が「ほぼ毎日(29.1%)」と回答。そのほか、「週に2~3回程度」が17.9%、「週に1回程度」が9.9%と、週に1回以上乗っている人は56.9%にのぼっている。

どのくらいの頻度で自転車に乗っていますか?

●自転車の交通ルールの認知度には差がみられる

自転車の交通ルールで知っているものを複数回答で聞いたところ、「夜間はライトを点灯しなければならない(86.8%)」、「飲酒運転をしてはならない(81.7%)」、「二人乗りをしてはならない(80.8%)」、「自転車は原則、車道の左側通行をしなければならない(80.2%)」については、8割以上の人が認知していることが判明。反対に、「自転車は歩道でベルを鳴らしながら走行してはならない(37.3%)」、「自転車が歩道を走行する場合、歩道の車道寄りを徐行すること(47.8%)」は、半数以上の人が認知していない交通ルールであることが分かった。

自転車利用に関する交通ルールのうち知っているものは?

●不快な思いをした行為1位は「歩道を猛スピードで走る」こと

自転車のルールやマナーが守られず、不快な・怖い思いをした行為を聞いたところ、「歩道を猛スピードで走る(54.4%)」、「2台以上で並進している(51.8%)」、「携帯電話を使いながらの運転(50.7%)」が半数を超え上位にランクイン。一方、「飲酒運転をしている(9.3%)」、「ヘルメットをかぶっていない子ども(10.8%)」は1割程度にとどまった。

自転車の交通ルールやマナーが守られず、怖い思いや不快な思いをした行為は?

●自転車の取り締まり強化「もっと厳しく」が7割にのぼる

自転車による事故の増加により、取り締まりが厳しくなっていることに対してどう思うか聞いたところ、「厳しくしても良い」(「もっと厳しくしてもよい(35.2%)」と「もう少し厳しくしても良い(34.1%)」の合計)という意見が7割にのぼっている。

自転車に関する取り締まりが厳しくなっていることについてどう思いますか?

また、自転車にまつわるエピソードとして、「歩いて4時間以上かかる上に足も痛くなる距離を、自転車で走ると2時間弱で快適に到着できた。自転車はやはり素晴らしいと感じた」(30代男性)や、「子どもが小さい時、自転車の前かご座席と後ろに2人を乗せて、よく遠出をしました。抱っこのしんどさ、子どもを歩かせる面倒さ、電車などを待つ煩わしさなく、夫に頼る必要もなく、行きたいところに行けた。自転車のおかげ、おおらかな気持ちで子育ての初期を過ごすことができました」(40代女性)など、自転車の利便性をあげる意見がみられた。

一方、「イヤホンで音楽を聞いていたロードバイクが猛スピードで走って来たので、自分(車)が止まったら、相手は自分に気づくのに遅れたのか、そのままぶつかってきて自転車は大破、私の車も凹む事故となった」(20代女性)や、「中学時代に、友人と喋りながら並進していて、歩いていたおばあさんにぶつかってしまったことがある。けがはなかったが、自分が加害者になることに恐怖を覚え、深く反省した」(30代女性)など、危険性を訴える意見も複数あげられている。

※この記事は2013年09月12日に公開されたものです

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