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本音が言えない会社の「同調圧力」とは?彼のやる気が出ない原因かも!

最近、彼が仕事の愚痴ばかり。または、会社の話をしたがらない。昔は目をキラキラさせて、いろいろ語ってくれたのに…。そんな心配が出てきたら、彼にこんな傾向がないか一度チェックしてみてください。もっと彼と仲良くなれるかもしれません。

社会人になってしばらくたってから、無気力に陥る理由

社会人になってしばらくは初めての体験ばかりで、見るもの聞くものひとつひとつが珍しく、仕事に毎日やりがいを感じる男性が多いと思います。しかし新しい世界に慣れてくると、次第に仕事に目新しさや新鮮さを感じることが少なくなり、なおかつどの位、力を入れればよいのかという要領がわかってくると、仕事に手を抜き、さぼりがちになることがあります。一体、それはなぜなのでしょうか?

同調するうちに、自分の意見がなくなり、熱意が薄れるパターン

自営業が個人戦だとしたら、会社員は基本的にチームで戦う、チームプレーヤーです。チーム戦で戦う会社員に多いのが、他人に意見を合わせている内に、自分の意見がなくなってしまうこと。「同調圧力」という見えないパワーに負けてしまうことです。同調圧力というのは、自分が正解は1番だと思っているのに、多くの仲間が2番だと答えた場合、間違っていても2番だと答えざるを得ない状況に、追い込まれてしまう見えない圧力のことです。

このような圧力に対抗できる力があればいいのですが、社会に入りたての新人には、ほとんどの場合あらがう力はありません。しかし同調圧力にさらされ続けていると、次第に自分に自信を失い、仕事に対する熱意や気力を失ってしまいます。

もし彼がこのパターンに陥ってしまっているなら、「反対意見が出しやすい雰囲気ならば、自分の意見を言ってもいい」こと。「間違った方向に全体が流れているなら、勇気を出して流れを変えてみるのもひとつの方法」だということなど、彼が周囲に流されて無気力にならないように、アドバイスしてあげるのがよいでしょう。

集団作業が多く、手抜きがばれないのが、わかってきた時の無気力パターン

集団作業は、一人一人の責任の範囲があいまいにされていることが多く、「1人の失敗はチーム全体、ひいては責任者、トップの失敗」とされることがほとんどです。1人あたりの失敗の重さが、最初から分散されるような仕組みになっているのです。

会社員の場合、「何かあった時の失敗の責任」は、プロジェクトや部署、部門ごとの人数が大きくなればなるほど、失敗の責任が軽くなっていきます。そのため、最初は責任の軽い仕事しかまかされない新人は、大勢で取り掛かる「責任が軽い仕事」にまわされます。しかし責任が軽いぶん、仕事にも手抜きするようになり、自然と仕事にも「熱意」を持てなくなってしまうことがあるのです。

このようなタイプの彼は、いつか責任が重い仕事がまわってきたとき、耐えきれずに転職を重ねていく可能性があります。まずはそれを指摘して、自分が何をやりたいのかを明確にしてもらう必要があるでしょう。

彼が仕事に無気力になっていたら、こんなパターンに陥っていないかチェックし、ぜひアドバイスしてあげてみてくださいね。

※この記事は2013年07月08日に公開されたものです

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