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「おーはー!」でおなじみ「声優の山寺宏一さん」のスゴいエピソード「ディズニー」「ブラピ」「アンパンマン」

声優としてだけでなく、テレビのモノマネ番組で高い評価を得たり、ドラマや映画にも出演するなど、TVタレントとしても大活躍している山寺宏一さん。朝の子供向け番組での「おーはー!」というあいさつを世に送り出したことでも知られていますね。

こうした活躍で、アニメや声優好きの人だけでなく、一般層にも広く知られるようになった山寺さんですが、「声優・山寺宏一」というのがどれだけすごい人なのか理解している一般の人はまだそこまで多くないでしょう。

今回は、声優・山寺宏一さんがどんなすごい人なのかご紹介します。

ディズニーアニメに欠かせない存在

山寺宏一さんの声優としてのすごさを語る上で欠かせないのが、ディズニーアニメでの活躍。

・ドナルドダック(クワック・パック、他)
・野獣(美女と野獣)
・ジーニー(アラジン)
・スティッチ(リロアンドスティッチ)
・ムーシュー(ムーラン)
・セバスチャン(リトル・マーメイド)
・ラルフ(シュガー・ラッシュ)

上記の役を含め、10以上ものディズニーキャラクターを担当しています。最も有名なのが、ドナルドダックの吹き替えでしょう。アヒルの「グワァーグワァー」という鳴き声を、そのまま人の言葉にしたかのような特徴的な声は一度聞くと忘れられません。

このドナルドダックの演技がウォルト・ディズニー・カンパニーに認められ、名前入りの特製の時計と原画が贈られたそうです。

『美女と野獣』の野獣役では、野獣のときの野太い声と王子に戻った際の軽やかで気品ある声とのギャップがたまりません。また、劇中挿入歌は、吹き替えとは別の歌手の方が担当されていることがほとんどですが、美女と野獣の挿入歌は山寺さん本人が歌っています。
他にも、『アラジン』のジーニーや、先日公開された『シュガー・ラッシュ』のラルフなど、主役、またはそれに準ずる活躍を見せるキャラクターばかりです。

また、『ハウス・オブ・マウス』という、さまざまなディズニーキャラクターがジャズハウスに訪れる内容のアニメでは、マイク(しゃべるマイクロフォン)の役を担当。別の山寺さんが担当しているキャラクターが店に訪れた際は、山寺さん尽くしの1本になってしまうことも。

山寺宏一という存在は、今やディズニーアニメにはなくてはならない存在なのです。

多彩な声がなせるキャラクターの幅

山寺宏一さんといえば、高い技術だけでなく、多種多彩な声質も注目ポイントです。

前述のように、ドナルドダックに野獣、スティッチとまったく違うキャラクターをまったく違う声で演じている山寺さんですが、さらにすごいのが国民的人気アニメ『アンパンマン』での演技。

この作品には、「ワンワン!」と甲高い鳴き声の名犬チーズという犬のキャラクターが登場します。実はこのチーズの声を担当しているのが山寺宏一さんなのです。「何がどうなってこんな声が出せているの?」と不思議に思ってしまうほどの演技の幅ですよね。

ちなみに山寺さんはチーズの他にカバオくんや、かまめしどんなど非常に多くのキャラクターを演じています。アニメ放送初期には、小学校の生徒のほとんど(校長先生まで!)を山寺さんが担当していました。

他にも、ブラッド・ピットやジム・キャリー、ウィル・スミスといったハリウッド俳優の吹き替えも数多く担当している山寺さん。テレビ番組のCMナレーションも数知れず。山寺さんの声を聞かない日はないくらい、さまざまなシーンで活躍されています。

声優としての活躍をあまり知らなかった方は、ぜひ山寺宏一さんが声の担当をされているアニメや映画を見てください。そのすごさを如実に実感すること間違いなしですよ?

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2013年07月07日に公開されたものです

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