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700年前の壁画でミッキーマウスを発見!? 今、“場違い探し”が面白い

『日曜×芸人』(テレビ朝日系)は、アンタッチャブル山崎、オードリー若林、バカリズムがゲストと一緒に“ポジティブになれるもの”を体験し、日曜夜のユーウツ気分を吹き飛ばすバラエティ。7月2日(火)放送の2時間スペシャルのテーマは、「場違いを探してポジティブ! 銀座編」。銀座の街を歩きながら、中川翔子らゲストとともに、地下駐車場にある中華料理店、創業昭和6年のキャバレー「白いばら」など、場違いなものを発見して潜入捜査していました。

最近は、『ナニコレ珍百景』(テレビ朝日系)など、「なぜ、こんなトコロにこんなものが!?」という謎を追う番組が多いですよね。そこで記者も、ちょっと変わった「場違い探し」をしてみました。

場違いなジョークは毒になる!?

ジョーク好きで知られるアメリカ人ですが、最近はTPOを選ばないと大変なことになるようです。こちらはネットにあった情報ですが、あるアメリカ人が飛行機搭乗前の検査の際に「ペンは剣よりも強し」という諺をもじって、ペンを見せながら「ペンはボックスカッターよりも強し!」と冗談をいったところ、ただちに連行されて、アフガニスタンやイラクで拘束された人が収容されるグアンタナモ刑務所に送られそうになったそうです。

ハリウッド映画の主人公たちは、危機的状況の中でもユーモアを働かせていますが……。それも、よく考えてみると場違い!? 現実にやってしまうと、大変なことになりそうですね。

一方、こちらは場違いなジョークを武器として使おうという提案。

6月2日のNEWSポストセブンの記事では「もし妻の不倫現場に遭遇してしまったらまず何をすべきなのか」というタイトルで、「相手に殴り掛かるのは考えもの。あられもない恰好のふたりが慌てて服を着ようとしても「あ、そのままそのまま」と押しとどめて、「まずは記念に一枚」と言いながら携帯のカメラでパチリ。証拠写真を撮ることで、ふたりをいろんな意味で追い詰めましょう。

さらに相手の男に『よかったら、お名刺いただけませんか』と尋ねるのも大切です」と書いています。場違いジョークも使いようですね。

考古学者もびっくり!! 世界の場違いなモノたち

オーパーツという言葉をご存知ですか? 「out-of-place-artifacts」直訳すると「場違いな工芸品」の略で、考古学上その成立や製造方法が不明とされたり、当時の文明の加工技術では製造困難か不可能と考えられる、主に出土品を指す用語のこと。

例えば、アメリカテキサス州の数億年前の地層から、なぜかハンマーの化石が発掘されています。その成分は、X線断層検査の結果、鉄、塩素、硫黄、珪素とわかり、現代科学では塩素を含んだ合金が作成不可能なためオーパーツとされています。

また、オーストラリアのマルタ村教会では、700年前の壁画にミッキーマウスそっくりの絵が発見され、「ミッキーマウス壁画」として観光客に人気だそう。「なんでこんなところにハンマーが!?」「なんでこんなところにミッキーが!?」。考古学者も驚いたに違いありません。

本当にあった怖~い場違い話

「誰もいるはずのない場所に人影が……」。そんな場違い話は、怖いですよね。もっとも、普通はそれを怪談話といいますが……。ネットの体験談の中には、「ホテルに着いてビーチに行くため、セーフティーボックスを開けたら、なんと、ご位牌が入っていてビックリ。

ホテルの人に連絡したら、妙に慌ててスイートルームに部屋を変えてくれました」というのがありました。一体、部屋で何があったのでしょうね?

だんだん怖い話になってしまいましたが、場違いなものを見聞きすると、心の中に「!」や「?」の感情が起きて、刺激になることも。

「慣れ」が脳を使わなくする作用があると脳科学でもわかってきた今日このごろ。あなたも「場違い探し」で、楽しみながら脳をリフレッシュしてみませんか?

(桃山くるみ/サイドランチ)

※この記事は2013年07月04日に公開されたものです

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