4割以上が「ニキビのせいで恋人を見つけることが難しいと思う」
皮膚科学専門の医薬品企業ガルデルマは、5月21日を「ニキビの日」に制定し、さまざまな啓発活動を実施している。2011年に「Bio PsychoSocial Medicine」に発表された、アメリカの皮膚科医らの調査によると、半数以上が「ニキビができることが思春期のうちで厄介な出来ごとの一つ」と回答しており、青春時代におけるニキビが精神的にも大きな影響を及ぼしているという。
同調査では、回答者(大人と十代の若者1,002人)に、ニキビのない若者の写真と同じ人物にニキビを追加した写真を提示。ニキビについては一切ふれず、2つの人物写真についてどうとらえたかをたずねている。
その結果、ニキビがある肌の十代女子は、ニキビのない肌と比較して、「シャイ(49%)」、「ストレスがある(29%)」、「寂しい(26%)」、「退屈(16%)」、「内向的(11%)」という印象を受ける割合がより高いことが判明。同様の質問で、ニキビがある十代男子に対しては、「変わっている(34%)」、「だらしない(16%)」、「不健康(12%)」というイメージがより高かった。
また、大人と十代の若者1,006人を対象に、自身のニキビの経験について聞いたところ、4割以上が「ニキビのせいで恋人を見つけることが難しいと思う」と回答。ニキビがある十代の若者のうち64%が、「ニキビのせいで恥ずかしい思いをしたことがある」と回答し、55%が「ニキビができることが思春期のうちで最も厄介な点」だと思っていることがわかった。
そのほか、「二キビのせいで自信喪失や内向的になった(71%)」、「恋人を見つけることが難しい(43%)」、「友達ができにくい(24%)」、「学校に行きにくい(21%)」、「仕事を見つけることが難しい(7%)」などの回答があった。
※この記事は2013年05月22日に公開されたものです