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快眠女子になるための片付けの極意とは?

質の高い睡眠は、高い化粧品を使うよりも美容に効くのだとか。寝具のことには気を使うのに、寝室がゴチャついているとしたら気分はどんな感じ?
脱いだ服が積み重なっていたり、使ったままの小物があちこちにあったり。そんな様子が目に入ると落ち着きませんね。快眠グッズだけでは解決できない、眠りやすい片付け方をご紹介します。

■まずは枕元から整える
枕もとには眠りにつくための本やアロマグッズ、朝起きるための目覚まし時計など、いつも決まったモノを置いていることと思います。こうした常備品ともいえるモノが散らからないように、置き場所を決めておくことが大切です。
ホテルのベッド脇にあるようなサイドテーブルが置けると良いのですが、限られたスペースの中では思うようにいきません。そんなときには、小ぶりのスツールを使うのがおススメ。スツールの座面に小物をまとめておくだけでも、枕もとがすっきりと整います。ズッシリとした専用家具と違って、スツールなら室内で移動させることができるので、模様替えも簡単です。
 ハンドクリームや手袋、美顔ローラー、美脚用ソックスといったグッズを寝室で愛用している人にとっては、小物の整理も気になることでしょう。お休み前の美容アイテムは、ウォールポケットに差し込んでおくと出し入れしやすくて場所も取りません。壁掛けフックに吊り下げるほか、扉専用のドアフックを使えば簡単にセットできます。

■脱いだ服はベッド横のカゴに入れてみる
服を着替える時に、脱いでベッドの上に置いたままにしてしまう。そんな習慣はありませんか?平らで広がりのあるベッドは、ちょっと置くにはうってつけのスペースですが、物置にならないように簡単な方法で片付けておきましょう。
たとえばカゴや布製のケースをベッド横に置いて、脱いだらそこに入れるようにします。これなら手間が掛かりません。よく着る部屋着や寝間着のためなら、埃のことまで気にしなくてもOK。フタのない入れ物でも大丈夫。使う機会がなくなったマルシェバッグやカゴバッグのようなファッションアイテムを使うと、インテリアとしても楽しめるから一石二鳥です。

■ベッドまわりは常に安全な環境に
安心して眠れるように、就寝中の安全のことも忘れてはいけません。ぐっすり眠っているときは無防備な状態なので、災害が起こっても身を守れるように、室内を片付けておきましょう。ベッドの近くに背の高い家具を置かないというのは、すでにご存じのとおりです。
また、通路をふさぐような家具が扉の近くにないか、天井照明の落下や窓ガラスの飛散など危険な箇所がないかを点検。床にモノが散らばっていたりしませんか?
いざというときのためにも、日頃から安心して眠れる部屋に整えておきましょう。

(住生活アドバイザー・すはらひろこ)

※この記事は2013年04月30日に公開されたものです

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