切れる縁は切れるようにできている? 切れない縁との違いとは
スピリチュアルの世界では、縁には切れる縁と切れない縁があり、切れる縁はどうしても切れてしまうといわれています。では、それはなぜなのでしょうか?
この記事では、切れる縁が切れるようにできている理由に加え、切れる縁と切れない縁の違いを解説。また、切れそうな縁をつなぎ止めるためにできることを紹介します。
切れる縁が切れるようにできている理由
なぜ、切れる縁は切れるようにできているのでしょうか? スピリチュアルな観点で解説します。
(1)波動が変わるから
縁が切れる理由として、自分や相手の波動が変わって人生のステージが合わなくなることが考えられます。
そもそも、縁がつながる相手とは立場や思考がある程度似ているものですよね。スピリチュアル的に見ると、立場や思考が似ている人たちとは波動が近く、一緒にいて心地良い相手といえます。
価値観や考え方が変われば波動も変化し、人生がステップアップしていきます。すると、今まで関わっていた人たちと波動が合わなくなり、自然と縁が切れると考えられているのです。
(2)相手との縁を大切にできないから
相手とのつながりを大切にしていないせいで、いつの間にか疎遠になって縁が切れるケースもあるでしょう。
身近な友達や家族でも、相手を大切にしていないとどんどん関係が希薄になって「切れる縁」になってしまうのかもしれません。
(3)新しい縁につながるから
スピリチュアルの世界において「新しいものを手にするには古いものを手放す必要がある」というのは大切な教えです。
実際、別れを経験した後で新しい縁に恵まれ、人生がステップアップするケースはめずらしくありません。新しい縁につながってレベルアップするために切れる縁もあるのです。
切れる縁と切れない縁の違い
切れる縁と切れない縁の違いには、前世からのつながりが関係しているといわれています。
昔から時間をかけて築かれてきた縁はとても深く、そのような縁で結ばれた人同士は現世で再会して運命の相手となる可能性があるのです。
切れない縁で結ばれた相手とは、初めて会った時でもまるで古くからの知り合いであるかのような懐かしい感覚を覚えるでしょう。
逆に、現世で初めてつながった相手とは切れる縁で終わってしまうことがあります。ただ、現世で初めてつながったことをきっかけに切れない縁で結ばれる可能性もあります。
切れそうな縁をつなぎとめたい時の対処法
「切れる縁は切れるようにできている」といわれても、切りたくない縁はあるでしょう。そこでここからは、切れそうな縁をつなぎとめたい時の対処法を紹介します。
(1)相手としっかりと向き合う
切れそうな縁をつなぎとめるには、相手との関係をこれまで以上に大切にしましょう。
単に一緒にいる時間を増やすだけでなく、相手を尊重する気持ちで接し、相手としっかり向き合うことで深い信頼関係を築けるはずです。
そうすれば、関係を大切にできていないせいで縁が切れてしまう可能性は低くなります。
(2)自分から連絡する
相手と会う機会が少ないと、どうしても疎遠になってしまいます。縁を切りたくない相手がいるなら、自分から食事や遊びに誘ってみましょう。
顔を合わせる機会が多くなれば、それだけ自然と縁も深まっていくはずです。
相手が遠方にいてなかなか会えなくても、メッセージや電話のやりとりをまめに行うと良いでしょう。
(3)「縁が切れることはない」と心で唱える
「縁が切れそう…‥」と不安になると、その気持ちが悪い結果を呼び込んでしまう恐れがあります。
縁が切れそうで不安になったら、「相手と縁が切れることはない」と心で唱えるのがおすすめ。
こうして言い聞かせることで潜在意識に縁が続くイメージを刻み込めるため、縁が切れる未来を遠ざけられるでしょう。
もしお互いに忙しくて会えない日が続いていたとしても、「この縁は切れない」と強く信じていれば、心が離れていくことはないはずです。
切れる縁は切れるようにできている
人生には出会いがあり、別れもあります。特にスピリチュアルの世界では、別れを経験したからこそ新しい出会いに恵まれることもあると考えられています。
新しい出会いがきっかけで人生がステップアップすることもあるでしょう。つまり、人との縁が切れることは必ずしも悪いことではないのです。
「切れる縁は切れるようにできている」と自覚し、今周りにいる人たちとの縁を大事にしましょう。そうすれば、その縁が幸運を運んできてくれるかもしれません。
(LIB_zine)
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