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人を見抜く力がある人の特徴とは。力を高める方法や仕事でのメリットも紹介

井口藍

人を見抜く力がある人は、多角的な視点を持ち、人生経験が豊富などの特徴があります。本記事では彼らのより詳しい特徴や、人を見抜く力がもたらすメリット・デメリットを紹介。人を見る目を養う方法もまとめました。

「人を見抜く力がある人」と聞いて、どのような人を思い浮かべますか?

「良い人に囲まれている」「だまされない」「物事に対して適切な人をアサインできる」など、仕事でもプライベートでも有利に働くイメージが強いのではないでしょうか? 彼らのようになれたらいいのにと思う方もいるでしょう。

この記事では、人を見抜く力がある人の特徴や、人を見抜く力があることによるメリットとデメリット、身に付ける方法について解説します。

人を見抜く力がある人の特徴

人の性格や本音を見抜く力がある人は、頭が良く見えたり、勘が鋭く感じたりするでしょう。優秀な印象の人が多いように思えますが、彼らにはどのような共通点があるのでしょうか? ここでは、人を見抜く力がある人によく見られる特徴を解説します。

(1)人生経験が豊富

人を見抜く力がある人の多くは、仕事や人間関係、恋愛などのさまざまなシーンで、たくさんのことや出会いを経験しているでしょう。

一般的な知識に加えて、場数を踏んで積み上げた知見を豊富に持っているからこそ、独自の冷静な目線を持てるのです。

頭の中にある、今までに会ったり話を聞いたりした多数の人のデータベースと照らし合わしながら、目の前にいる人の本質を見抜きます。

(2)多角的な視点を持っている

例えば仕事では、斬新なアイデアを出したり、周りが気付いていない観点からリスクを指摘したりするのが多いのも、人を見抜く力がある人の特徴です。

彼らは人や物事について、一面だけを見ることがありません。「短所は長所にもなり得る」「デメリットは立場や状況が変わればメリットに変換できる」などと考えるので、発する言葉の1つ1つに深みがあります。

(3)物事の本質を見ている

周りが表面的な物事だけを見て判断する場面でも、人を見抜く力がある人は違った見方をするでしょう。

例えば面接に来た人の経歴がとても優秀だとして、手放しで称賛するのではありません。それらが詳しくは何を意味するか・どのように成されたものか・この会社でどうフィットさせるかなど、背景にあるものや今後の生かし方を冷静に分析します。

本質は何かを考え、常に中長期的な視点でジャッジするタイプといえます。

人を見抜く力を身に付けるメリット

人を見抜く力を身に付けると、具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか? 仕事やプライベートで役立つ利点について、下記で詳しく見ていきましょう。

(1)トラブルを回避できる

人を見抜く力があれば、厄介な人をすぐに感知でき、彼らに翻弄されないよう上手に避けられるので、トラブルに巻き込まれにくいでしょう。

もし問題を回避できなかったとしても、経験から得た知見や本質を見極める力で、痛手を最小限にとどめたり、解決する方向に持っていったりもできるので安心です。

(2)対人関係がうまくいく

人を見抜く力があると、日々の関わりを通じて一人一人の性質を理解し、冷静に現状を把握して過ごせます。相手の考えていることや、今、何を求めているかが分かり、当たり前のように相手が望むものを与えられます。

それにより他者との不要な衝突がないだけでなく、「自分のことを分かってくれる人」として、周りから慕われるケースも多々あるでしょう。

(3)友人やパートナー選びで失敗しない

関わる人間の良しあしは、人生の豊かさを左右するものともいえます。人を見抜く力があると、相手の本当の姿を見透かせるので、信頼できる人や自分と相性が良い人を選んで付き合えます。

そのため、親しくする友人や恋愛・結婚相手とのトラブルが減り、幸せな人生を歩みやすいでしょう。

(4)教え上手・教育上手になれる

人を見抜く力があれば、例えば仕事なら部下にどのくらいの能力があり、どう説明すると理解しやすいかが分かります。

ミスの指摘など仮に言いづらいことでも、聞き手が受け入れやすい伝え方を想像できるので、プレゼン内容を相手に合わせて自由自在にアレンジできます。

人の役に立つ機会に恵まれ、周りから感謝されることも多く、充実感を得やすいでしょう。

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