気温0度の服装は? 最高気温・最低気温別のおすすめコーデ
0度というと、主に冬に観測される気温。気温に合う服装が分からない方や、季節に合ったコーディネートにお悩みの方も多いのでは? 今回は、気温0度の日におすすめのコーディネートを最高・最低気温別に紹介します。
日本は四季がある国で、沖縄と北海道ではまったくと言っていいほど気候が違うことが特徴ですよね。
真冬の気温だと、札幌などでは氷点下は当たり前で、最高気温が0度しかないという日も珍しくありません。
今回は、そんなとっても寒い真冬の季節、気温0度の着こなしを紹介します。
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気温0度の基本情報と服装のポイント
「気温0度の日」といっても、それが「最高気温」なのか「最低気温」なのかによって気候が異なります。
ここでは、最高気温0度・最低気温0度にまつわる基本的な情報と服装のポイントを紹介します。
最高気温0度の場合
最高気温0度は、札幌でいうと1月下旬ごろの気温になります。
この時期はしびれるような寒さの日が続き、1日を通して氷点下の気温を観測することも多くなります。
服装のポイント
最高気温0度はとにかく寒いので、しっかりと防寒対策をすることが基本。
機能性インナーを取り入れた上で、風を通さないような裏起毛のパーカーなどを着て、その上にダウンコートなどの防寒アウターを重ねるなどのコーデがいいでしょう。
この基本コーデに差をつけたいなら、カラーリングや小物アイテムで自分らしさをアピールしていくことがポイントになります。
<POINT>
・アウターは色味があるものを取り入れてマンネリ防止
・ボトムスはタイトなもので冷たい風をシャットアウト
・ニット帽や手袋などの小物でアクセントを
・足元は雪対策ができるオシャレな長靴で
最低気温0度の場合
最低気温0度は、札幌でいうと11月下旬ごろの気温になります。
気温0度と聞くと北国をイメージしますが、東京でも12月下旬や1~2月には最低気温0度となる日もあります。
服装のポイント
最低気温0度を観測するのは真冬シーズンなので、1日を通して1桁台の気温の日が多くなります。
外気をシャットアウトできるようなしっかりとしたアウターやマフラーなどを使って、防寒コーデを作っていきましょう。
コーデがワンパターンになりがちなので、ざっくりニットやカラーボトムスなどでアクセントの効いた着こなしを目指すのもポイントです。
<POINT>
・基本は寒さ対策の防寒コーデを
・インナーやボトムスで着こなしに変化を
・足元はムートンブーツなど季節を感じるもので
・マフラーを取り入れたボリュームコーデもおすすめ
最高気温0度のときにおすすめの服装は?
ここでは、最高・最低気温0度のときにおすすめの服装を紹介します。
今回はカジュアルコーデ、きれいめコーデ、シンプルコーデの3タイプをピックアップ。気温と季節感を意識したコーディネートを厳選したので、服装選びに悩んでいる人はぜひトライしてみてくださいね。
まずは、冬の最高気温0度のときに最適なコーデのポイントを紹介します。
カジュアルコーデの場合:パターン1
防寒コーデというとダウンコートが定番ですが、中綿などのミリタリーアウターにすると冬でもカジュアルな雰囲気を満喫できます。
ボリューム感のあるコーデにしたいならボトムスをワイドパンツにしてもいいですが、風が通ってしまうと寒いので、インナーに機能性レギンスなどを取り入れて防寒対策することをおすすめします。
カジュアルコーデの場合:パターン2
メタリックカラーのダウンコートにキャップのようなカジュアルアイテムを組み合わせることで、きめいめになりがちなロングダウンもラフに着こなすことができます。
ひざ丈のロングダウンをワンピース風にコーデしつつ、足元にメンズライクなサイドゴアブーツを取り入れることでユニセックスなイメージにもなりますね。
ロングダウンは全体的に重くなりがちなので、屋内などでは首元を少し開けてすっきりさせるのも好バランスに見せるポイントです。
きれいめコーデの場合:パターン1
最高気温0度のようなとっても寒い日のきれいめコーデは、ホワイトカラーとファーのダウンコートで仕上げましょう。
ホワイトカラーもそうですが、ロングダウンはそれだけできれいさを演出してくれる優秀なアイテムです。
冬コーデは落ち着いたカラーになりがちなので、カラフルなインナーを取り入れることで着こなしにアクセントが出せますよ。
きれいめコーデの場合:パターン2
冬コーデを簡単にきれいめに見せたいなら、カラーアイテムを取り入れることです。
冬アウターは落ち着いた暗めのカラーを選びがちですが、パステル調のものをチョイスしたりするだけで、きちんと感が高まります。
アウターがボリューミーな時には、タイトスカートにロングブーツの組み合わせで、すっきりとしたメリハリコーデに仕上げるのもこなれポイントですよ。
シンプルコーデの場合:パターン1
真冬の寒さをシンプルにしのげるのが、オーバーサイズのロングアウターです。
オーバーサイズアウターの良いところは、インナーに厚手のアイテムを着られることです。どうしてもモコモコしてしまう裏起毛のトレーナーやざっくりニットなども、ゆったりと着られます。
ボトムスはロングスカートなどにして全体的にボリューミーな着こなしにすれば小顔効果も期待できますよ。
シンプルコーデの場合:パターン2
ロングのメルトンコートは、1枚持っておけばいろんなコーデに使える優秀アイテムです。
シンプルに仕上げたいなら、ニット×ワイドパンツでAラインシルエットを作るのがおすすめ。ワイドな見た目なのに、フロントにIラインを作ることで、縦長効果が得られてすっきりと見えるんです。
寒い日には無地のマフラーなどを巻いて防寒対策していきましょう。また、積雪の場合には足元を長靴にするなど、気温以外の状況に合わせて服装を変えてみてくださいね。
最低気温0度のときにおすすめの服装は?
続いては、冬の最低気温0度のときに最適なコーデのポイントを見ていきましょう。
カジュアルコーデの場合
真冬コーデのラフな着こなしにおすすめしたいアイテムが、ショート丈のダウンコートです。
冬アウターは、腰やお腹の冷えをカバーできるミドル~ロング丈が人気ですが、あえてショート丈にすることで、着こなしが軽くなり、カジュアルコーデが作りやすくなりますよ。
ロングワンピースやムートンブーツでふんわりとさせればガーリーな雰囲気も楽しめますね。下半身の冷えが気になる場合は、お腹もカバーできる機能性レギンスなどを取り入れましょう。
きれいめコーデの場合
冬のコーデのメインになるアウターですが、重ね着などを気にせずすっきりと着こなしたい場合には、アウター1枚で決まるデザインのものがおすすめです。
ワンピースのような見た目のAラインコートは、オシャレ上級者に見えるのにアウターを着るだけで仕上がるので、とってもお手軽な救世主。
メルトン生地なら防寒性も抜群なので、インナーはすっきりとしたものでコンパクトに着こなしましょう。ミニバッグでフェミニンな雰囲気もより一層高まります。
シンプルコーデの場合
冬コーデは小物使いもポイントになってきます。いつものアウターでも、ニット帽やブーツを変えるだけでガラッと印象が変わりますよ。
全体的にシックなカラーでまとめるとマニッシュなシンプルさが出せますし、カラーリングも失敗知らずな優秀コーデ。
ちょっと色味を楽しみたいならカラーニット帽を、カジュアルダウンしたいならムートンブーツなど、小物遊びを楽しんでみてください。
主役のアウターの見せ方がポイント
いかがでしたか? 気温0度はとにかく寒いので、いつものアウターを羽織ると見た目がマンネリ化してしまいがちです。
小物を取り入れたり、色味をプラスしたりして、同じアウターでも違った見え方になるようなコーデを探してみてくださいね。
(文:Homare/イラスト:HotButteredRum)