“全然変わんない”は褒め言葉? 「悪気のない言葉に傷ついた瞬間」
仕事・恋愛・ライフスタイルなど、「まわりの女子の実態はどうなの?」に迫ったコラムです。働く女子だからこそ気になっているあんなコトやこんなコトを毎日配信中!
相手は特に悪気があるわけではないけれど、本人にとってはその言葉が不本意だった経験、ありますよね。悪意のない、むしろ本心から出た言葉だからこそグサッときたり落ち込んだりした経験を働く女子に聞きました。
■「化粧うまいよね」(26歳/IT)
「友だちに言われた『化粧うまいよね』の言葉。すっぴんを知っている友だちだけに、『それ、どういう意味だよ!』と言いそうになりました」
まさに、褒められているのかわからない言葉。すっぴんを否定されているような気がしてしまいます。
■「全然変わんないね」(28歳/商社)
「5年ぶりに会った友だちに『全然変わんないよね!』と言われた。いい意味で言ったのかもしれないけど、きれいになろうという努力が報われてないみたいで複雑……」
相手は「年を取らないね」「若いね」という気持ちだったのでしょうか。人によっては「変わったね」と言われたほうがうれしい場合も。
■「生活感がないよね」(30歳/小売り)
「なぜかわからないけど、よく『生活感がない』とか『料理しなさそう』と言われます。自分的には家庭的な女性を目指しているのに、みんなのイメージがこれじゃ、ほど遠いでしょうね……」
実際はともかく、生活が見えてこない人っているもの。『生活感がない』はバリキャリ志向のうちは許せても、結婚を意識するようになるとうれしくない言葉なのでしょう。
■「理想が高いんじゃない?」(31歳/美容)
「結婚適齢期になっても彼氏すらできる気配なし。まわりの結婚している友だちからは、『理想が高いんじゃない?』『選ばなければ彼氏できそう』などと言われますが、理想が高いわけでも選り好みしているわけでもないのに彼氏ができない私って……」
まわりが次々に結婚していく中、焦りを感じている女子にはキツイひと言。言った側としては「モテるから選び放題でしょ?」というほめ言葉だったのかもしれません。ほかに、「結婚願望なさそう」(31歳/美容)という言葉にもグサッとくるそうです。
ケロッと本心を言われるからこそ痛い。でも、その言葉に落ち込むだけじゃなく、自分を見つめ直すいい機会だと思えば前向きになれるかもしれません。あなたも悪意のないひと言にグサッときた経験、ありますか?
(立原麻里+プレスラボ)