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距離感がおかしい人の特徴とは? 職場などで使える対処法も紹介

megmeg

職場など、あなたの周りに「ちょっと距離感がおかしいかも……」と感じる人はいませんか? 例えば、男女関係なく物理的な距離が近すぎたりLINEが多すぎたり。この記事では、距離感がおかしい人の特徴や心理、距離感がおかしい人への対処法を紹介します。

物理的な距離が近すぎたり、いきなり踏み込んだ話をしてきたりする人に対して、「距離感がおかしい」と感じることはあるかもしれません。

社会生活を送る上で、適度な距離感は大切ですよね。急に距離を縮めてくる人がいると、対応に困ってしまう人もいるでしょう。

そこでこの記事では、距離感がおかしい人の特徴や心理を解説。また、対処法も紹介するので、参考にしてみてください。

距離感がおかしい人の特徴6つ

まず初めに、「距離感がおかしい」とされる人の特徴を見ていきましょう。

(1)物理的な距離が近すぎる

距離感がおかしい人は、相手との物理的な距離が近すぎる傾向にあります。

例えば、空席がたくさんあるにも関わらず隣に座ってきたり、話をする時にやたら顔を近づけてきたりといったことが考えられます。

もちろん、人によって「ちょうど良い」と感じる相手との距離は違います。

そのため一概には言えませんが、物理的に距離を縮めすぎる人は、相手に不快感を与えることもあるでしょう。

参考記事はこちら▼

物理的な距離が近い人について、詳しくはこちらで解説しています。

(2)LINEの頻度が高すぎる

LINEの頻度が高すぎる人も、周囲から「距離感がおかしい」と思われる場合があります。

例えば、スタンプを送り合うだけといった内容が薄いやりとりをずっと続けようとする人は、相手に迷惑だと思われる可能性があるでしょう。

また、返事がないのに連続でLINEを送るような人も、相手を困らせてしまいがちです。

(3)ボディタッチが多すぎる

親しい人同士であれば、「肩をポンと叩く」「ハイタッチをする」といった軽いボディタッチは、不自然なことではないでしょう。

しかし、まだ仲良くなっていない人からやたら体を触られると、相手が同性でも異性でも不快な気持ちになりますよね。

もちろんボディタッチの許容度も人によって違いますが、相手が嫌がっていないか考えずに体を触ろうとする人は、迷惑がられることが多いといえます。

(4)急になれなれしく接してくる

急になれなれしく接してくるのも、距離感がおかしい人の特徴といえます。

例えば、まだ出会ったばかりの相手に対して、いきなり失礼ないじり方をする人もいるかもしれません。

そういった接し方は、気心が知れた者同士なら楽しめても、そうでなければ相手に不快感を与える可能性も高いです。

(5)プライベートに踏み込んでくる

距離感がおかしい人の中には、やたらと相手のプライベートに踏み込もうとする人もいます。

親しい相手でないと言いにくいデリケートなことでも、ストレートに聞いてくる場合があるでしょう。答えたくなくて話をそらそうとしているのに、しつこく聞き続ける人もいるようです。

また、答えたら答えたで、「それって○○なんじゃない?」「絶対こうした方が良いよ!」など、自分の考えを押しつける場合も。

そのため、相手は「当事者でもないのに……」とイライラするでしょう。

(6)やたらまねしてくる

何でもまねをしてくる人も、「距離感がおかしい」と思われがちです。

そのような人の中には、ファッションや持ち物といった見た目だけでなく、口調やしぐさといった言動までまねしてくる人もいます。

憧れや尊敬の気持ちを抱いてくれているのは理解できても、徹底的にまねされると恐怖心が芽生えることもあるでしょう。

距離感がおかしい人の心理

それでは、距離感がおかしい人にはどのような心理が働いているのでしょうか。

(1)仲良くなりたいと思っている

「仲良くなりたい」という気持ちが先行して相手への思いやりを忘れると、急に距離を縮めすぎて不快感を与える場合があります。

「仲良くなるにはこれくらいの話はできなくちゃ」など、自分なりに仲良くなる方法を考えて行動しているつもりでも、それが相手の重荷になっていないかまで気を使えていないのでしょう。

また、迷惑に感じた相手から距離を置かれた場合「もっと頑張らなくちゃ」と慌てて行動がエスカレートし、さらに距離感がおかしくなってしまう人もいるようです。

(2)もう仲が良いと思っている

距離感がおかしい人は、「仲良くないのに距離を縮めてくる」のではなく、「もう仲が良いと思っているから距離を縮めてきている」という可能性もあります。

もしかしたら、人よりも「仲良し」の基準が低いのかもしれません。

このような人は、相手が嫌そうにしていても「もう親友だから本心から嫌がっているわけではないだろう」と考えて、行動を改めようとしないこともあるようです。

(3)独占したい気持ちがある

「好意を抱いている相手を独占したい」という気持ちから、粘着質な行動に出てしまう人もいます。

「いつも相手のそばにいたい」「相手のことは何でも知りたい」という欲求が強くなりすぎて、物理的に距離を縮めすぎたりやたらプライベートに踏み込んだりするのでしょう。

相手が自分から距離を置こうとすると、焦って行動がさらにエスカレートする人もいるようです。

(4)相手のことを心配しすぎる

相手のことを心配してあれこれ世話を焼きすぎるせいで、不快感を与えてしまう人もいます。

面倒見の良い人であることは事実ですが、細かい部分まで干渉したり状況を根掘り葉掘り聞こうとしたりするため、相手にお節介と思われる場合も。

特に、干渉を嫌うタイプの人には負担となることも少なくないでしょう。

(5)自分の距離感は普通だと思っている

あなたは相手の距離感をおかしいと感じても、本人は「自分の距離感が人に不快感を与えている」とは思っていない可能性があります。むしろ「これが普通」と考えているかもしれません。

人との距離感は、育ってきた環境や性格にも影響を受けると考えられます。

距離感が近い人に囲まれて育ったり、フレンドリーな性格だったりするだけで、悪気はないのでしょう。

距離感がおかしい人への対処法

「距離感がおかしい」と感じながら相手と付き合い続けるのはつらいもの。相手と接す時のストレスは、少しでも減らしたいですよね。

最後に、距離感がおかしい人への対処法を紹介します。

(1)一対一で接する機会をつくらない

もし相手が2人きりの時にだけやたら距離を縮めてくるなら、なるべく一対一で接する機会をつくらないようにしましょう。

近くに他の人がいれば、一方的に近づいたりプライベートに干渉したりしにくくなると考えられます。

また、もし距離を詰められそうになったとしても、一緒にいる人がそれとなく止めてくれるかもしれません。

(2)相手の話を淡々と聞く

相手との会話を盛り上げてしまうと、「楽しんでくれている」と思われて、余計になれなれしくされる可能性があります。

それを避けるため、相手の話を聞く時はリアクションを少なめにして淡々と応じるようにしましょう。

また、会話を盛り上げる機会を減らすため、あなたからは必要最低限の話しかしないようにするのも手です。

(3)物を使って距離を取る

相手との身体的な距離が気になる場合、物を使って距離を取るという方法もあります。

例えば、並んで歩く時に相手側の手で荷物を持ったり、座る時は可能なら隣の椅子にかばん置いたりしてみましょう。

間に物があれば、相手はあなたに近づきにくくなるため、自然に距離を取ることができます。

(4)近づいてきたら一歩下がる

距離が近いと感じていながらもずっと我慢していると、相手は「この距離感を受け入れてもらえている」と感じ、これからも同じような距離感で接してくる可能性があります。

それを避けるため、相手が不快なくらい近づいてきたら一歩下がってみましょう。

これを繰り返していれば、相手はそのうち「もしかして近いのかな?」と気づくかもしれません。

(5)距離が近いことを伝えてみる

距離感の基準は人によって違います。相手は「これが普通」と思ってあなたに近づいてきたりプライベートなことに踏み込んできたりするのかもしれません。

この場合、あなたが迷惑に感じていることを相手に察してもらうのは難しいと考えられます。そのため、距離感を改めてもらいたいなら、思い切って伝えてみるのも1つの手です。

ただし、言い方には注意が必要。相手に嫌な思いをさせないよう、やんわりとした言葉で伝えましょう。

(6)周りの人に協力してもらう

距離感がおかしい人への対応に悩んだら、周りに協力してもらうのもありです。

例えば、相手が職場の同僚で自分から「距離が近い」と言いにくいなら、別の同僚や上司に相談して伝えてもらうという方法もあります。

1人で抱え込むとどんどんつらくなってしまう可能性もあるので、悩みすぎる前に誰かを頼ることも大切です。

人によって心地良い距離感はさまざま

心地良い距離感は人によって違うため、今後も「距離感がおかしい」と感じる人に出会う可能性はあるでしょう。

そのような人が、職場などひんぱんに顔を合わせる環境にいた場合、ストレスをためないようにうまく対処する方法を身につけることが大切です。

この記事を参考に、なるべく適度な距離感で相手とコミュニケーションを取れると良いですね。

(megmeg)

※画像はイメージです

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