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理不尽な人の特徴と心理は? 適切な対処法を紹介

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職場などで、理不尽な思いをした経験したことがある人も少なくないのでは? 理不尽な人には、一体どんな心理が働いているのでしょう。この記事では、理不尽な人の特徴と、理不尽なことをされた時の対処法を紹介します。

「なんでこんなことを言われなきゃいけないの?」と、理不尽な経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?

理不尽な人に対して言い返したい気持ちをぐっと我慢して、ストレスがたまっている人もいるかもしれません。

今回は、理不尽な人の特徴と心理を解説。また、理不尽な人への対処法についても紹介します。

理不尽な人とは?

そもそも、理不尽な人とはどのような人を指すのでしょうか?

「理不尽」という言葉は、辞書によると以下のように説明されています。

り‐ふじん【理不尽】

[名] (形動) 道理をつくさないこと。また、すじみちの通らないこと。道理に合わないこと。また、そのさま。むりむたい。

(『精選版 日本国語大辞典』小学館)

つまり「理不尽な人」とは、筋の通らない無茶な要求や扱いをしてくる人のことを意味します。

理不尽な人の心理

理不尽な人は、どのような心理から道理に合わない行動をするのでしょうか。ここでは、理不尽な人の心理を紹介します。

(1)感情的になっている

理不尽な人は、感情的になって筋の通らない言動をしてしまうことがあります。

普段、冷静になって考えれば理解できることでも、一時的に感情が高ぶってしまっている時は、つい理不尽な対応をすることがあるよう。

この場合、いつも理不尽な人であるとは限らず、感情的になった時にだけ理不尽な言動を取るのかもしれません。

(2)劣等感がある

理不尽な人は、自分に劣等感を抱いている場合も少なくありません。

劣っていることを受け入れたくないという気持ちから、他人に対して理不尽な態度を取ることがあります。

筋が通っていないことでも虚勢を張ることで、自信のなさや不安を払拭したいと思っているのでしょう。

(3)自分を守りたい

理不尽な人は、都合が悪い時に自分を守りたいという思いで筋の通らない言動を取ってしまうこともあります。

自分にとって不利な状況を、なんとか打開したいという気持ちが強いのでしょう。

この場合、発言したのに忘れたフリをしたり、知っていたのに知らないフリをしたり、といった行動を取ることが考えられます。

理不尽な人の特徴3つ

続いては、理不尽な人の特徴を3つ挙げていきます。

特徴を押さえておくことで、もしあなたが理不尽な仕打ちを受けた時により適切な対処ができるかもしれません。

(1)他人のせいにする

理不尽な人は自分の言動に責任を持たず、他人のせいにするのが特徴です。

例えば、仕事でミスを指摘された時に「それは○○さんがやりました」「○○さんが説明してくれませんでした」など責任転嫁をします。

この場合、その場をなんとかやり過ごせればそれでいいと思っているので、平気でうそをつくことも特徴といえるでしょう。

(2)機嫌によって態度が変わる

理不尽な人は言動が感情に左右されやすく、その時の機嫌によって態度が変わるのも特徴といえます。

自分のストレスがたまっている時、理不尽な言動で相手に八つ当たりすることで、イライラを解消しようとしているのかもしれません。

(3)発言の内容が変わる

言うことがコロコロと変わるのも、理不尽な人の特徴です。

発言に一貫性がなく、相手によって言っていることを変えたり、または1つの会話の中でも意見が変わることもあるようです。

自分の都合のいいようにうそをつこうとするため、発言に一貫性がなくなるのでしょう。

理不尽な人と関わる時は我慢すべき?

理不尽な人の言動にストレスがたまっても、「自分が我慢すれば丸く収まるから」と耐え続けていませんか?

しかし、相手の理不尽な言動をずっと我慢しているだけでは根本的な解決にはなりません。

優しい人ほど理不尽さに耐えようとしてしまいがち。ですが、困ったことに理不尽な人はそのような人に対して、繰り返し理不尽なことをし続けるのです。

次の章では、理不尽な人への対処法を紹介します。適切な関わり方を知って、対処してみてくださいね。

理不尽な人への対処法3つ

ここでは、理不尽な人への対処法や関わり方のポイントを紹介します。

身近に理不尽な人がいる場合は、ぜひ参考にしてみてください。

(1)距離を取る

可能であれば、理不尽な人とは一定の距離を保つのがおすすめです。

必要以上に深く関わらず、最低限の付き合い方をするのが良いでしょう。

しかしこの場合、わざと避けたり無視したりするのはやめましょう。相手が感情的になると、あなたに対してさらに理不尽な態度で攻撃してくる可能性があります。

あくまで表面上は良好な関係を維持しつつ、深く関わらないことがポイントです。

(2)周りの人に相談する

理不尽な人に正論で言い返したとしても、余計に道理の通らない言動を取ってくる可能性があります。

あなただけで対応しきれない場合は、上司や同僚など周囲の人に相談するのがおすすめです。

1人で抱え込んでいては、ストレスがたまってしまいます。自分自身の中で限界を迎えてしまう前に、周りに事実を共有し、一緒に解決策を考えてもらいましょう。

(3)相手の言動を真に受けない

理不尽な人は、何度も筋の通らない言動を取ってくるでしょう。

そのため、「この人はそういう人なのだ」と割り切って、相手の言動を真に受けないことがおすすめです。

理不尽な人の発言はある程度聞き流すようにしましょう。周囲の人も、きっと分かってくれるはずですよ。

理不尽な人とは距離を保って付き合おう

理不尽な人が周囲にいると、その言動で嫌な気分になることもあるでしょう。

しかしそんな時こそ、むやみに反論したり謝罪したりせず、一旦冷静になることが大切です。

できる限り理不尽な人とは一定の距離を保って付き合うようにし、あなた自身を守るようにしてくださいね。

(moe)

※画像はイメージです

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