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怠け者の特徴と心理は? 効率の良い「有能な怠け者」になる方法

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「怠け者」と聞くと、どこかマイナスなイメージを連想しますよね。しかし中には、時間や頭を効率的に使って成功をおさめている「有能な怠け者」がいることも事実。この記事では、怠け者の意味や特徴、心理を解説し、賢い怠け者に近づくためのポイントを紹介します。

「怠け者」と聞くと、「仕事やすべきことをサボっている人」というマイナスなイメージを抱く方も少なくないでしょう。

しかし実は、時間や頭を効率的に使って賢く怠ける「有能な怠け者」もいるのです。

今回は、怠け者の意味と、特徴や心理などを解説。また、賢く怠けるための方法も紹介します。

「怠け者」の意味

まずは「怠け者」の意味を確認していきましょう。辞書によると以下のように説明されています。

なまけ‐もの【怠け者】

怠ける人。怠けてばかりいる人。

(『デジタル大辞泉』小学館)

なお、「怠ける」の意味は以下の通りです。

なま・ける【怠ける/×懶ける】

[動カ下一][文]なま・く[カ下二]
1 なすべきことをしない。働かない。ずるける。「仕事を―・ける」

2 元気がなくなる。力がなくなる。
「旅人を乗せたる馬士 (まご) ―・けたる声にて」〈滑・膝栗毛・初〉

3 なまやさしくなる。鈍くなる。
「京の詞は―・けて悪い」〈浄・矢口渡〉

(『デジタル大辞泉』小学館)

つまり怠け者とは、「なすべきことをしない人」「怠けてばかりいる人」という意味です。

怠け者の特徴4つ

怠け者にはいくつか共通した特徴が見られます。ここでは、4つの特徴を挙げてみましょう。

(1)自分から行動しない

怠け者は面倒くさがりであるため、自分からは率先して行動しない傾向があります。

何をするにも「面倒くさい」という気持ちが先行してしまうのです。

そして、自分から行動しないだけでなく、人からの頼まれごとでもサボってしまうことがあります。

(2)計画的な行動が苦手

怠け者は計画的に行動することが苦手です。そのため、スケジュール管理や目標設定などをすることも少ないでしょう。

「何かを成し遂げたい」という気持ちよりも「ラクをしたい」という気持ちの方が大きく、先々のことを考えるよりその場でいかに怠けるかを優先してしまうのです。

(3)要領が悪い

前述の通り、怠け者は計画を立てるのが苦手。それによって、物事に優先順位をつけることも苦手で、結果的に要領が悪くなってしまうという傾向があります。

ラクをしたい気持ちから、つい気分が赴くままに行動することも多いようです。

(4)タスクを後回しにする

怠け者は、すべきことを後回しにしがちなのも特徴です。

「怠けたい」という自分の気持ちを最優先するため、気分が乗らない時には全てを後回しにしてしまう傾向があります。

その結果、後になって期日に間に合わなかったり、慌てて余計に大変な思いをすることも少なくありません。

怠け者の心理4つ

無計画に怠ける人は、どのような心理から怠けてしまうのでしょうか。ここでは、怠け者の心理を詳しく掘り下げてみます。

(1)面倒くさがり

怠け者は、単純に面倒くさがりであることが多いようです。

やらなければいけないことがあっても面倒でなかなか行動できなかったり、行動してもすぐに飽きてやめてしまうことも。

つい、「面倒くさい」「やりたくない」という気持ちが勝ってしまうのです。

(2)他人事だと思っている

怠け者は、何かにつけて他人事として受け取る傾向があります。

人任せにして自分は動きたくない、という心理が働いているのです。

そのため「誰かがやってくれるだろう」という気持ちが強く、自分から率先して働きかけるということが少ないようです。

(3)飽きっぽい

怠け者は飽き性であることも多く、「どうせやっても続かない」と思っている節があるようです。

飽きっぽいことを自分でも理解しているが故に、そもそも行動する前から諦めてしまうことも。

(4)努力することが苦手

怠け者は面倒くさがりな傾向があるため、コツコツと努力することが苦手でもあるようです。

苦手意識があるので、「極力、無駄な努力はしたくない」という気持ちが働き、つい怠けようとしてしまうのでしょう。

「有能な怠け者」と「無能な怠け者」の違い

怠け者には2つのタイプがあり、「単純に面倒なことをしたくなくて怠ける人」と、「メリハリをつけて怠ける人」に分けられます。

前者は単にルーズで自分に甘いだけであり、怠けることによって効率的に成果を生み出すということはないでしょう。

一方後者は、要領良く力を抜くことができる有能な怠け者であるといえます。

ここでは、有能な怠け者と無能な怠け者の違いについて詳しく見ていきましょう。

(1)能動的か人任せか

有能な怠け者は、自分が怠けるためであれば能動的に動くことができます。

状況を考慮して優先順位を組み立てるため、効率良く「今のうちにこれをやっておこう」という行動を取るのです。

また、効率化する時に手助けをしてくれた人に対してはしっかりと感謝を伝え、周囲に味方をつくるのも有能な怠け者の特徴といえます。

一方、無能な怠け者は、常に受動的であることが特徴。

「誰かがやってくれる」「会社がなんとかしてくれる」といつも人任せで考えていて、自分が動かなくてもいい環境を好みます。

(2)スケジュール管理ができているか

有能な怠け者は、怠けつつもスケジュールをしっかりと管理しています。

押さえるべきところをはずさないため、適度に手を抜きつつ締切には間に合わせたり、最終目標をクリアできたりするのです。

反対に無能な怠け者は、無計画に手を抜いてしまうため、気がついた時には既に手遅れであることも多いのが特徴。

そのような状況になるまで物事を放置してしまい、スケジュールや進捗管理が全くできないのです。

(3)怠けポイントを押さえているか

有能な怠け者はポイントを押さえた上で怠けるのが得意です。そのため、必ずすべきこと、緊急事態の時などにはすぐ対応できます。

いざという時にはしっかり行動を起こすからこそ、たまに怠けることがあっても周囲からは信頼されているのかもしれませんね。

一方、無能な怠け者は、自分の感情や気分で怠けがち。

そのため「今日は気分が乗らないから」といった理由でサボることもあり、状況や仕事の重要度を気にすることなく手を抜いてしまうのです。

有能な人はやっている! 賢い怠け方

有能な怠け者になるには、具体的にどう行動し、どんなポイントを押さえておけば良いのでしょうか。

ここからは賢い怠け方について4つのコツを紹介します。

(1)簡単に早く終わる方法を見つける

有能な怠け者は効率を重視します。

なるべく自分が手を動かす頻度を減らし、早く終わる方法を見つけるのが得意なのです。

そのため、上手に手を抜いて怠けるには、簡単かつ早く終わる方法はないかを常に模索するようにしてみましょう。

それを繰り返すことで、より簡単に終わらせる方法を見つけられるはずです。

(2)できないことは人を頼る

賢い怠け者は、全てを自分だけで解決しようとしません。

周囲の人をうまく頼り、力を貸してもらったり、知恵を出してもらったりするのが上手なのです。

そのため、自分1人でできないからといって後回しにするのではなく、早めに周囲に助けを求めるようにしてみましょう。

(3)メリハリをつける

いつも手を抜いていると、結局、後になってから余計に手間が掛かることもあります。

気を張る場面ではしっかりと取り組み、力を抜ける場面では適度にラクをしながらメリハリをつけて取り組むことを意識してみましょう。

力の入れどころに強弱をつけることで、無理なく進行することができるはずです。

(4)楽しんで取り組む

何事も「大変」「つまらない」と思えば、怠けたい気持ちが募ってしまうもの。

そのため、自ら楽しむ気持ちをもって取り組むことで、前向きに向き合えるようになるかもしれません。

その上で、効率的に進行するための上手な手の抜き方ができれば、ストレスも少なく対応できるはずです。

適度な怠け者になって効率良く進めよう

怠け者とは、すべきことをサボる人のことで、一般的にはネガティブなイメージも少なくありません。

しかし、ポイントを押さえて賢く怠ける方法を知っていれば、効率良く結果を得ることもできるのです。

今回紹介した内容を参考に怠けるポイントを押さえて、有能な怠け者を目指してみるのも良いのかもしれませんね。

(moe)

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※画像はイメージです

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