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気まずさゼロ。気持ち良い「定時退社」をするコツ

#お仕事ハック

トイアンナ

仕事で大成功を成し遂げたいとか、そんな大それた野望はないけど、なんとなくうまくやりたい。いつもの働き方を小さくアップデートする「お仕事ハック」を紹介します。

今回のお仕事ハックは「帰るタイミングが分からない」とのお悩みについて、ライターのトイアンナさんがアドバイス。

帰るタイミングが分からない

私の職場では皆定時を過ぎていても残っていることが多く、仕事を終える時間がすごく遅いです。その中で私だけ帰るのが気まずくて、私もそれくらいやらなきゃと思って一緒に残ってしまいます。気まずくならない方法でこの状況を変えるにはどうしたらいいのでしょうか。
(20代/技術職)

こんにちは、トイアンナです。

会社から帰るタイミングって、悩みますよね。

私も仕事にまい進して「早く終わらせて、早く帰る」を徹底していた時期があります。

もちろん仕事が終わっているのですから堂々と帰っていいはずなのですが、「あの人、サボっているんじゃない?」と思われないか、日々不安でした。

このあたりは、まず「お上」の目線を確認したいところです。

社風を決めるのは「その場で一番偉い人」

まず、早く帰る人を見て「サボり」と判断するか「仕事が早くて有能な人」と判断するかは、その場で一番偉い人の考え方次第だと思います。

最近は「早く帰る=有能」と考える管理職も増えてきましたが、伝統的企業にお勤めの方ほど、残業する人を評価しがちです。

もしあなたの上司が残業を頑張りと評価するタイプで、早く帰ると評価されないと感じる環境なのであれば、人事部のメスが入るよう、こっそり話を人事へ通しておくやり方がおすすめです。

管理職以外の目は気にしなくていい

逆に言えば、その場で一番偉い人が「早く帰る人=有能」と考えるタイプなら、そこまで目を気にすることはありません。

できれば「何か手伝えることはありますか」と声かけをして、何もなければ帰宅するのが望ましいでしょう。

何も言わずに「お疲れ様です~!」と帰れば反感を買う人もいるかもしれませんが、何もサポートすることがないなら、帰っていいはずです。

どうしても人目が気になるなら管理職へ相談

とはいえ、社内には、
「あの人、手を抜いてるんじゃない?」
「どうせ最近、干されてるから仕事回されてないのよ」
と、悪口を言って回る陰険なヤツもいるかと思います。

私が目の前にいたら、その人を多摩川に投げ捨ててやるわ! と、書きながら憤ってみたけれど、全国津々浦々にこういう人って散らばっていますもんね……。

どうしても陰険な人の目が気になって帰宅できないなら、管理職へこっそり相談しましょう。

その人のせいで人件費をたくさん払う事態になっているなら、会社にとっても損失だからです。

「定時に帰らせていただいていることで、陰口を言われていて……」と。

定時に帰るなら、あなたは悪いことをしているのではありません。ちゃんと与えられた仕事を全うして、堂々と帰宅しちゃいましょう。

Point.

・もし偉い人が早く帰ることを良しとしているなら、気にしなくて大丈夫です
・残業を偉い人が強制する文化があるなら、人事にこっそり相談しましょう
・定時退社する人の悪口を言う陰険な人が出てきたら、上司に相談してください

(文:トイアンナ、イラスト:黒猫まな子)

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