「ちゃん付け」してくる人の心理とは? 理由と相手別の対処法
相手からちゃん付けで呼ばれると「なぜ?」と疑問に思うことがあるかもしれません。この記事では、ちゃん付けする人の心理と理由、対処法を解説します。
相手から「ちゃん付け」で呼ばれた時、良い意味でも悪い意味でも「なぜ?」と疑問に思うことがあるかもしれません。
特に、それが突然であれば尚のことではないでしょうか。
本記事では、「なぜ、ちゃん付けで呼ばれたのだろう?」と不思議に思う方に向けて、「ちゃん付け」で呼ぶ人の心理と理由を紹介します。
併せて対処法も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ちゃん付けしてくる人の心理とその理由
相手の名前を「さん」ではなく、「ちゃん付け」で呼ぶ人は少なからずいます。
親しい間柄であれば納得できるかもしれませんが、そんなに親しくないにも関わらず、そう呼ばれると不思議に感じますよね。
まずは、名前を「ちゃん付け」で呼ぶ人の心理を紹介します。
(1)かわいいと思っている
相手のことをかわいいと思っている場合、「ちゃん付け」で呼ぶことがあるようです。
例えば、かわいい子どもがいる時「○○ちゃん」と呼んでしまうことはありませんか?
この場合はそれと同じで、あなたのことを「かわいらしい」「守ってあげたい」と思っているのでしょう。
しかし男性が女性をちゃん付けで呼ぶ場合、女性のことをやや下に見るような感情から無意識のうちに「ちゃん付け」で呼んでいることもあるので注意が必要です。
(2)仲良くなりたい
そこまで親しい間柄ではない人からちゃん付けされて、「ちょっと、なれなれしいな……」と感じた経験はありませんか?
相手との距離を縮めたい時に、ちゃん付けで呼んでくることもあるようです。
「○○ちゃん」という呼び方は、「○○さん」に比べると親しさを感じますよね。あえて親しみを込めた呼び方をすることで、あなたと仲良くなりたいと思っているのでしょう。
(3)甘えたいと思っている
相手に対して甘えたいという思いから「ちゃん付け」で呼んでくる人もいます。
その場合、あなたの方がしっかりしていたり、そもそも年上であったりするケースもあるでしょう。また元々、相手が甘え上手であることも考えられます。
ある程度親しくなったところで「ちゃん付け」で呼び、さらに距離を縮めて、甘えられる関係になろうとしているのかもしれません。
(4)頼み事をしようとしている
あなたに対して、何か頼みごとをするために「ちゃん付け」で呼んでくる場合もあるでしょう。
前述した「甘えたい」という心理にも、通ずる部分があるかもしれません。
頼み事の相談を重たい雰囲気にしたくなかったり、真剣に頼むほどでもなかったりする場合に多いパターンといえます。
この場合、「気軽にOKしてほしい」という感情が隠れている可能性もあるでしょう。
(5)周囲へのアピール
「ちゃん付け」で呼ぶことで、周囲へのアピールをしている場合も考えられます。この時、考えられるパターンは2種類。
まず1つ目は、自分自身のモテアピールです。
ちゃん付けをして呼ぶことで、「自分にはこんなに親しく接することのできる異性がいる」と周囲に注目してほしいのです。
そしてもう1つは、一種のマウンティング。
ちゃん付けをすることで、「この人は自分と特に仲が良いのだ」とアピールして、あなたとの特別な関係を自慢したいのかもしれません。
「ちゃん付け」で呼ばれた時の対処法
ここからは、実際に「ちゃん付け」で呼ばれた時にどのような対応をすると良いのかについて紹介します。
(1)友達に呼ばれた場合:自分も呼び方を変えてみる
「ちゃん付け」で呼んできた相手に対して悪い気がしないのであれば、あなたもそれに合わせてみてはいかがでしょうか?
相手にはきっと「親しくなりたい」という思いがあるはずなので、あなたからも親しみを込めた呼び方をされればうれしく思ってくれるでしょう。
ただし、友達関係でも一定の距離を保ちたい人なら、あなたはこれまで通りの呼び方を継続するのがおすすめです。
(2)頼み事をしたい相手の場合:毅然とした態度で接する
相手が頼み事をしてくる時だけ「ちゃん付け」で呼んでくるのであれば、忽然とした態度で接することを意識してみましょう。
時々であれば問題ないかもしれませんが、何度も無茶な頼み事をされるようなら、断る勇気も大切。
冗談っぽく「ちゃん付けしてもダメですよ」などと返事をすれば、その場の雰囲気を崩すことなく断れるかもしれません。
(3)上司の場合:笑顔でスルー
ちゃん付けで呼んできた相手が職場の上司の場合、特に対応に困ることでしょう。
このような場合は、笑顔でスルーするのがおすすめ。
ちゃん付けされたことを深くは気にせず、何事もなかったかのように普段通りの振る舞いをするのも1つの手です。
しかし、どうしても不快に感じる場合は、周囲に相談してみましょう。気を病むほど我慢する必要はありません。
逆にあなたから「○○って呼ばれたいです」と提案してみるのも良いかもしれませんよ。
ちゃん付けは好意の表現。上手に対応しよう
「ちゃん付け」で呼ぶ理由はさまざまですが、多くの場合、あなたに対する好意の表れといえるかもしれません。
しかし、受け取り方は人それぞれ。
「なんだかモヤモヤするな」「あまりうれしくない」という場合は、うまくかわしたり、周囲に相談してみるなど対処してみてください。
(朋恵)
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