お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

食欲ない人集合。食べる楽しさがわかる『美味いものファンクラブ』

#レスキューソングお届け隊

ピロスエ

思わず「ドキッ」とするフレーズが詰まったアイドルソングの数々。働く独身女性の日々の悩みやうっ憤を、女性アイドル好きのライターが、女性アイドルソングのフレーズでスカッと解決します!

皆さん、はじめまして! 文筆業をやっているピロスエと申します。

私は、ハロー!プロジェクトをはじめとしたアイドル音楽を聴くことが趣味なのですが、アイドル楽曲には、思わず「ドキッ」とさせられるフレーズが隠されていることがあるのです……!

この記事では、マイナビウーマン読者の皆さんが普段から抱えている悩みを、アイドル曲の歌詞から選んだフレーズを紹介することで、スカッと解決していきたいと思います。

食欲がない女性へのお届けフレーズ

最近、コロナの影響もあって仕事もリモートだし、休日も家からなかなか出ない ……なんてことが増えていますよね。

動かないからこそ、おなかが空かず食に対しておろそかになってしまうこともあると思います。体のことを考えると1日3食 きっちり食べたほうが良いと思う反面、面倒くさいと思って適当に済ましてしまうことも。

男女問わず、食は人間にとって大きなテーマです。毎日の食事で健康を維持しようとすることはとても大切な姿勢です。

食べること自体がもともと好きな人はいいけれど、そんな人ばかりじゃないということもわかります。私の知り合いでも、白米などのスタンダードな食べ物をどうもおいしいと感じることができず、お菓子ばっかり食べてそれが主食になってしまっている、なんて人がいます。

まずは、食べること自体を好きになってもらったほうがいいようですね。

実は、そんな人たちにぴったりなアイドル楽曲があるんです!

デリシャス×アンビシャス ほんとにありがとう!
もう一品おねしゃす 日本って最高だわ

食への感謝から人類愛までを歌った『美味いものファンクラブ』

今回ご紹介するのは、虹のコンキスタドールの『美味いものファンクラブ』という楽曲の中のフレーズです。

曲名からもなんとなく察することができるかと思いますが、この曲のテーマはズバリ、“食べ物への感謝”です!

基本的に楽曲の中では、最初から最後までずーっと、おいしい食べ物への感謝の気持ちが、ファンキーなサウンドに乗せながらつづられていきます。

曲冒頭では、「お野菜 感謝」「お肉 感謝」などと言っていたのが、いつのまにか「地球に生まれて最高!」「両親に感謝」と、人類愛へステップアップしていくトンチキソング。そんなユーモラスなところがこの楽曲のひとつの特徴であり聴きどころなのです!

また、曲の後半部になると、主人公の女の子が意中の男の子と初デートで食事するという場面に転換します。

初めてのデートなので、キャラを作っていつもよりも若干おしとやかにしていたはずなのに、おいしそうな食べ物を目の前にしてテンションが上がり、店員さんに大盛りをお願いしたり、デザートではパフェを頼んで、相手の男の子にはゆずシャーベットを頼むように言って、それをちょっとシェアしてもらおうとする、といった食いしん坊な女の子が描写されていきます。

極めつきは、女の子のほっぺたについたごはんの粒を、男の子がパッと取って食べちゃう、というまるで少女マンガの定番的なシーンが出てきます。

この曲の女の子も、「その時 胸がトクンって鳴ったんだ」となり、気持ちが高まったと見せかけてて、その後に「お米 返して ごめん 私 美味いものファンクラブなの」と一言。胸の高鳴り以上に「食への執着」が感じられる驚きの歌詞になっています。

そんな感じで、全編明るく楽しくコミカルに続いていく楽曲『美味いものファンクラブ』。これを聴いていると、なんだか食べ物への愛情が普段よりもちょっと深まってくるような気がしてきます。

テレビに登場する芸能人でも、女性の大食いタレントの存在が当たり前になっている今。

個人的には、一緒に食事する時に、豪快に食べて「おいしいね!」と喜びを屈託なく話す女の子が好きです。

食べるのが面倒、仕事のストレスで食欲が湧かない、そもそも食に興味がない……いろいろな理由で食欲が湧かない人がいると思います。そんな人は、虹のコンキスタドールの『美味いものファンクラブ』を聴いたら、「食べることって楽しいのかも」と思えるはずです。

(文:ピロスエ、イラスト:若林夏)

SHARE