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女性のキャンプって危険? 服装や持ち物、注意点を解説

Sai

近年、女性の間でも人気を集めているキャンプ。1人キャンプをする女性も増えてきていますが、初心者の場合は不安もあるでしょう。今回は、女性のキャンプについて服装や準備するもの、危険性まで解説します。

近年注目を集めているキャンプは女性にも人気で、1人キャンプを楽しむ人もいます。

しかし、キャンプ初心者の女性にとっては、必要な持ち物や準備、また危険性などについて気になることもあるはず。

この記事では、女性がキャンプを始めるまでの基本的な流れや服装、持ち物などについて解説。

また、女性がキャンプをする上で注意したいポイントについてもあわせて紹介します。

女性がキャンプを始めるまでの基本的な流れ

女性がキャンプを始めるには、以下の手順で準備を進めるのがおすすめです。

(1)道具や服装をそろえる

(2)移動手段を検討する

(3)キャンプサイトを探す

キャンプに興味がある場合、まずは道具や服装をそろえるところから始めましょう。

ここ数年キャンプ人気はどんどん上がっているため、専門店でなくても比較的簡単にキャンプ用品を手に入れることができます。

道具や服装がある程度そろえられたら、次は移動手段を検討します。

荷物のことを考えると車が便利ですが、電車などの公共交通機関で移動する人も少なくはありません。

移動手段によって選ぶキャンプサイトやキャンプスタイルが変わる可能性もあるため、自分に最適な手段をよく検討しましょう。

そして最後に、いよいよキャンプ場探しをします。日帰りで楽しめる場所にするのか、それとも1泊して温泉なども楽しめる場所にするのかなど、目的や好みに合わせながら選ぶのがおすすめです。

女性がキャンプをする時のおすすめの服装

キャンプは自然の中で行うことが多いため、当然、普段の服装とコーディネートは変わってきます。

ここからは、女性がキャンプをする際の服装選びついてポイントを解説します。

(1)肌の露出は抑える

大自然の中では開放的な気分になりがちですが、キャンプ中はできるだけ肌の露出を抑えた方が良いでしょう。

日焼けや虫刺され、擦り傷などが予想されるため、長袖の服やアームカバーなどの着用をおすすめします。

また、山の天気は変わりやすく急に気温が下がる可能性もあります。

春や夏でも夜は冷え込む場合があるため、防寒用の羽織りやマウンテンパーカーなども用意しておくと安心でしょう。

(2)動きやすく汚れてもいい服を選ぶ

キャンプ中は足場が悪いところを歩いたり自然の中を動き回ったりするため、動きやすい服を選ぶのが賢明です。

丈が長いワンピースやストレッチ性のないデニムなどは、避けた方が良いでしょう。

また、テントの設営時に土や泥がついたり、調理の際に汚れたりする可能性もあるため、白のTシャツなど汚したくない服も避けるのがベターです。

(3)紫外線対策や防寒対策をする

キャンプサイトで快適に過ごすためには、紫外線対策や防寒対策も必須です。

中には、標高が高い場所に位置しているキャンプ場もあります。紫外線対策や熱中症予防を考えて帽子はツバつきのものを、サングラスはUVカット効果のあるものを選ぶと安心です。

また、秋冬はストールを持参しておくと便利。ですが、着火しやすい化学繊維のものは避け、天然素材のものを選ぶのがおすすめです。

女性のキャンプに必要な持ち物

キャンプをさらに楽しむために重要なポイントとなるのが、適切な道具を持参すること。

特に初心者のうちは、ある程度の道具をそろえておくと安心して楽しむことができるでしょう。

ここからは、女性のキャンプに必要な持ち物について解説します。

(1)テントや寝袋(シュラフ)

キャンプで宿泊をするなら、テントと寝袋(シュラフ)は必須でしょう。

テントに関しては、日差しや雨を防ぐためのタープという大きな布を使う人もいます。しかしタープは気密性がないため、防犯面を考えるとテントを持参するのがおすすめ。

なるべく軽量で畳みやすいものを選べば、女性でも簡単に設営することができます。

また、寝袋はある程度生地がしっかりしていて、寝心地の良いものを選びましょう。

生地が薄いものだと体が痛くなる可能性があるので、厚みや素材、保温性などをよく確認して準備してください。

(2)使いやすい調理器具

キャンプの醍醐味の1つでもある食事を堪能するためには、使いやすい調理器具が不可欠。

1人でも扱いやすいコンパクトなグリルなどを持参すると、ソロキャンプでも凝った料理を楽しめるでしょう。

また、アルミ製の飯ごうである「メスティン」、厚みのある鋳鉄製のフライパン「スキレット」などもおすすめです。

効率良くさまざまな料理を作ることができるので、これらを用意しておくと料理の幅が広がるはずですよ。

(3)ランタン

大自然の中のキャンプ場は照明が少なく、夜間の作業や防犯対策のためにランタンは欠かせません。

LEDランタンやガスランタンなどいくつか種類があるので、好みや用途に応じて選ぶと良いでしょう。

また、夜間にトイレへ行くことなどを考えると、ランタンは複数準備しておくのが安心です。

周囲を照らすメインのランタンの他、手持ちのものも用意しておけば、足元をピンポイントで照らしたい時などに重宝します。

女性のキャンプは危ない? 注意すべきポイント

人気を集めるソロキャンプですが、女性1人で野外に宿泊することに対して不安を抱く人も多いでしょう。

ここからは、女性がキャンプをする上で注意したいポイントを解説します。

キャンプを安全に楽しむため、注意点をしっかり把握した上で準備しましょう。

(1)安全なキャンプ場を選ぶ

キャンプ場を選ぶ際は、ある程度設備が整っていて管理が行き届いていたり、明るく見通しが良かったりするキャンプ場を選ぶようにしましょう。

また、周りに他のキャンパーがたくさんいるサイトや、キャンプインストラクター・管理人が常駐している場所などもおすすめです。

(2)荷物は増やしすぎない

女性1人でキャンプをする場合、荷物が多いと持ち運ぶ際に体力を消耗してしまうものです。

テントの設営や撤収をしやすくするためにも、荷物はなるべくコンパクトにするのがおすすめ。

1つ1つのアイテムを大きすぎないものにしたり、本当に必要なものかよく考えたりして、荷物が増えすぎないようにしましょう。

ただし初めてのキャンプの場合は、不安であれもこれもと持って行きたくなるかもしれません。

何回か実際に経験する中で、本当に必要なアイテムを吟味するようにしてみてください。

(3)食べ物を外に放置しない

キャンプ場は自然の中にある場合が多く、野生の動物が出没する可能性も少なくありません。

そのため、外に食べ物を置いておくと動物がテントに近づいてくる場合も。

特に、寝る前はテントの外に食べ物を放置することは避け、野生の動物から身を守るようにしましょう。

(4)開放的になりすぎない

ソロキャンプは気ままで楽しいものですが、普段と違う環境に開放的になりすぎて危機感が薄れてしまうことには注意が必要です。

例えば、誰に対してもオープンになりすぎたり、SNSで場所が特定できる投稿をしたりすることで、トラブルに巻き込まれてしまう可能性もゼロではありません。

安全を第一に考え、慎重に行動するようにしましょう。

持ち物や注意点を理解してキャンプを安全に楽しもう

ここ数年、女性の間でも人気が高まっているキャンプ。

アウトドアに適した服装や道具をそろえることで、初心者女性でもスムーズにキャンプを始めることができるでしょう。

ただし、女性の1人キャンプに全く危険性がないという訳ではありません。

注意すべきポイントもあわせて理解しておき、安全にキャンプを楽しめるようにしましょう。

(Sai)

※画像はイメージです

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