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同棲を解消したい理由と出て行くまでの期間にやること・注意点

#Lily_magazin

同棲を解消したいと思ったら、お金や引っ越しについてなど、2人で決めなくてはいけないことがいくつかあります。今回は、同棲を解消する時にやるべきことと注意点を解説。トラブルに発展しないよう、チェックしておきましょう。

同棲を解消すると決めたら、たくさんの手続きや話し合うべきポイントがあります。

特に、お金のことについては細かい点まできちんと決めておかなければ、後々トラブルに発展してしまう可能性があります。

この記事では、同棲を解消したいと思った時に話し合うべきポイントと、同棲解消時の注意点について解説していきます。

同棲を解消したことがある人の割合とは?

同棲解消

※有効回答数155件(20~39歳の男女300人中、同棲経験ありと答えた人)

マイナビウーマン編集部で20~39歳の男女にアンケート(※)を取ったところ、半数以上の人が「同棲を解消した経験がある」と回答しました。

同棲解消は、今や珍しいことではないのです。

同棲を解消した理由

同棲を解消した理由としては、以下のような声が上がりました。

・生活習慣が合わなかったから(37歳/男性/技能工・運輸・設備関連)

・金銭感覚の不一致で口喧嘩をよくするようになり解消された。(34歳/男性/専門機関)

・結婚している未来が描けなかった(32歳/女性/その他・専門職)

・お互いの生活スタイルが結構違い、かみあわなかった(37歳/男性/その他・専門職)

同棲を解消する理由として多く挙げられたのは、別れることになったからというもの。別れを決断した以上、1つ屋根の下で暮らし続けるのはつらいですよね。

他にも、生活スタイルが違っていたり、家事のバランスが偏りがちになって一方が不満を抱いたりなど、さまざまな理由が考えられます。

小さな価値観の違いでも、それが積もり積もると相手との将来を考えられなくなってしまうのかもしれません。

中には、同棲解消をしても別れを選択しないカップルもいます。生活スタイルが違うため一時的に距離を置いたり、マンネリ化を解消するために離れて暮らしたりする場合もあるでしょう。

同棲を解消したいともう理由は人によってさまざまなので、納得がいくまで2人で気持ちを伝え合いましょう。

同棲解消の切り出し方

同棲解消をしたいと思った時、相手にどう切り出すか悩みますよね。「もう出ていくから!」と感情的になるのではなく、円満に同棲を解消できる方法を探しましょう。

相手が納得できるように、同棲を解消する具体的な理由を伝えることが大切です。

同棲解消時に決めておくべきこと

いざ同棲を解消するとなったら、決めなくてはいけないことがいくつかあります。

あいまいにしておくと後々トラブルに発展する可能性もあるため、慎重に話し合いながら決めていきましょう。

(1)退去時の費用分担

賃貸物件を退去する場合は、クリーニング費や修繕費用などが発生します。どちらか一方が出ていくだけならすぐには必要になりませんが、2人共が今の家から引っ越す場合は、退去時の費用分担について決めておきましょう。

掛かったお金を折半する方法が無難かもしれません。ですが、どちらかが一方的に同棲解消を切り出した場合、「じゃあ退去費用はそっちが持ってね」と言われる可能性も。

(2)公共料金の解約手続き

これも、どちらか一方が今の家に残る場合は解約の必要はありません。ですが2人共が引っ越しをする場合は、水道やガス、電気など公共料金の解約手続きが必要です。

口座振替やクレジットカード払いにしている場合はどちらの銀行口座から引き落としされているのか確認し、話し合って解約手続きを行いましょう。

また、インターネットの解約などはタイミングによって違約金が発生する場合もあるので、その際の費用分担についても決めておく必要があります。

(3)家具・家電の分け方

一緒にそろえた家具・家電がある場合、その分け方についても話し合いましょう。

どちらが何を引き取るか、処分する際の費用負担など、細かいところまで決めなければいけません。

(4)ペットがいる場合、どちらが引き取るか

一緒に飼っていたペットがいる場合、どちらが引き取るかを決めなくてはなりません。お互い「自分が連れていきたい」という気持ちがあるでしょう。

自分が引き取る場合は、相手が購入時に出した金額を渡すなど、せめて金銭面の不満が残らないように気をつけて。

とはいえお金だけで解決できる問題ではないため、同棲を解消してからも相手がペットに会う時間をつくるなどの配慮も必要かもしれません。

またペット保険に加入している場合は、どちらの名義で加入しているかについても確認しておきましょう。場合によっては名義変更が必要となります。

(5)共同貯金をどうするか

同棲に当たって、結婚資金や生活費などの共同貯金をしていた場合もあるかもしれません。

別れないならば今後も同じ口座で貯金を続ける選択肢もありますが、別れる場合は分配をどうするか話し合いましょう。

金銭面での不手際は後々のトラブルに発展する可能性があるため、しっかりと分配手続きを行っておくことが大切です。

同棲解消時の注意点とは

同棲解消をする場合、さまざまな話し合いが必要だということが分かりました。最後に、同棲解消時の注意点も解説します。

スムーズに同棲を解消できるよう、チェックしておくと良いでしょう。

(1)同棲解消までには期間が必要

同棲を解消すると決めても、すぐに家を出ていけるわけではありません。賃貸物件から退去する際は、最低でも1カ月前までには管理会社へ連絡する必要があります。

2人で過ごすのがつらい場合は行く場所がなくなってしまわないように、どちらかが友達の家や実家などへ帰ることも必要かもしれません。

(2)お互いの親へあいさつをした方が良い場合もある

同棲を始める際にお互いの親へあいさつをした場合や、家族ぐるみでお付き合いをしている場合、同棲解消の旨を報告した方が良いかもしれません。

遠方で訪問が難しいのならば電話で報告をするなど、誠意を見せることが大切です。

あいさつが必要かどうかは、2人でよく話し合って決めましょう。

(3)決め事は書面に残しておく

同棲を解消する時、さまざまな決め事をしたはず。内容を忘れてしまい、後々トラブルに発展することは避けたいですよね。

口約束ではなく、2人で決めたことは書面などへ残しておくのがおすすめです。事務的で冷たい印象を受けるかもしれませんが、トラブルになって後悔したくありませんよね。

スムーズに手続きを行うことは、きっと2人のためになるはずですよ。

同棲解消では細かい点まで話し合いが必要!

同棲を解消する際は管理会社での手続き、家具や家電の分け方、金銭面の負担などさまざまな話し合いが必要です。

どれか1つでもあいまいにしておくと、後からトラブルになるきっかけにもなります。そのため、きちんと2人で話し合ってから同棲を解消することが大切です。

(#Lily_magazin)

※画像はイメージです

※マイナビウーマン調べ
調査日:2022年12月27日
調査対象:20~39歳の男女
調査人数:300人

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